R&Dトレンドレポート
第6回 まとめとDBMSの今後
前回までのまとめ
前回までで,
しかしその反面,
RDBMSは現在の主流ですが,
つまり,
Mixiでの実用例では,
SNSに見られる,
Why NoSQL?
上でも触れましたが,
- 素早い処理が必要
- 一方向に増え続けていく膨大なデータ
- リレーショナルを必要としない単純なデータ構造
といったところでしょうか。
新しいシステムの適用はエンジニアにとって楽しみでもあり,
というのもRDBMSにとって一方向に増え続けていくデータは弱点と言われています。また,
DBMSの今後
さて,
簡単にご紹介しますと,
- 非共有型クラスタ構成+オンメモリの分散DBMS
DBはメモリ上で展開され,複数のサーバを使って分散環境で動作する - スケーラビリティが高い
自動でテーブルをクラスターノードに分割する。
ノードを増やせば増やした分だけパフォーマンスがアップする。 - SQLを使用するが,
いわゆるSQLコンソールがない
データのアクセスにはSQLを使用するが,インタラクティブなコンソールは存在しない。データのアクセスはjavaのソース内にSQLを記述, コンパイルが必要。クラスライブラリとすることでプログラマブルに動かせる。 - テーブルスキーマもjavaのクラスとして用意し,
同時にコンパイルが必要。 - ACID制約をすべて実装している
オンメモリで動作,
このような一例をもってしてもDBMSは様々な方向に向けて進化を遂げていることがわかります。多くのプロダクトの中から,
6回にわたって,”
感慨深いですね
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