手軽に使える専用サーバ「さくらのマネージドサーバ」を徹底チェック

第2回 マネージドサーバに用意された機能を徹底チェック!

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難易度の高い設定もサーバコントロールパネルで簡単に実現

占有型ホスティングサービスで特に難易度が高いものとして,ドメインの設定が挙げられます。しかしさくらのマネージドサーバであれば,サーバコントロールパネルを使って簡単に独自ドメインを登録することが可能です。複数のドメインを割り当てることも可能であり,さらに個々のドメインに対して個別のディレクトリを割り当てられるため,ドメイン名の異なる複数のWebサイトを運用することもできます。

「ドメイン一覧」の画面。複数のドメインを登録できるほか,ドメインごとにディレクトリを設定したり,共有SSLを設定したりできます。

「ドメイン一覧」の画面。複数のドメインを登録できるほか,ドメインごとにディレクトリを設定したり,共有SSLを設定したりできます。

また,ユーザ認証の仕組みを持ったWebアプリケーションなどを運用する場合に必須のSSLも標準でサポートしています。さくらのマネージドサーバでは共有SSLが標準で用意されているほか,認証局から発行された証明書を持ち込んで利用することにも対応しています。

さらにセキュリティ強化のための機能として「WAF(Web Application Firewall⁠⁠」が提供されているのも心強いポイントです。WAFはWebサーバへの不正アクセスを防止するための機能で,通常のファイアウォールでは防げない攻撃も検出できます。

作成できるデータベースの数は無制限

Webアプリケーションを利用する際に必須のデータベースに関しては,MySQLとSQLiteが利用できます。嬉しいのはMySQLで作成できるデータベースの数に制限がないこと。共有型ホスティングサービスの場合,データベースの数が制限されているケースが多く,これがWebアプリケーションを利用する上での足かせとなることがあります。しかしさくらのマネージドサーバであれば,自由にデータベースを作成可能であり,制限を気にすることなくさまざまなアプリケーションを利用することが可能というわけです。

データベース設定のために用意された「データベースと管理ツール⁠⁠。データベースの数に制限はないのが嬉しい。データベース管理ツールとして「phpMyAdmin」が利用できます。

データベース設定のために用意された「データベースと管理ツール」。データベースの数に制限はないのが嬉しい。データベース管理ツールとして「phpMyAdmin」が利用できます。

また占有型ホスティングサービスならではの機能として,サーバのロードアベレージやネットワークのトラフィック,メモリ使用量などが見られる「モニタリングツール」が提供されています。トラブル発生時の原因究明に役立つのはもちろん,利用しているプログラムによってどの程度負荷が生じているのかなどといったことを調べるのにも便利です。

このようにさくらのマネージドサーバでは,サーバコントロールパネルでさまざまな設定が簡単に行えるだけでなく,便利な機能が豊富に用意されています。またこれらの機能が標準が提供されていることも,さくらのマネージドサーバの大きな利点です。追加費用が発生しないため,サーバ利用のコスト削減が可能になるでしょう。

次回はさくらのマネージドサーバに,人気のブログシステムである「WordPress」をインストールする手順を解説します。

著者プロフィール

川添貴生(かわぞえたかお)

株式会社インサイトイメージ代表取締役。企業サイトの構築及び運用支援のほか、エンタープライズ領域を中心に執筆活動を展開している。

メール:mail@insightimage.jp