Ubuntu 8.
今回はNetBook・
Ubuntu Mobileの位置づけ
第37回で紹介した通り,
- 注1)
- 必ずしもMIDだけに限ったものではなく,
タッチパネルだけを採用し, キーボードが付いていない環境, つまりいわゆるピュアタブレットPCでの利用にも向いています。
NetBook・MIDの問題
NetBookやMIDの多くは必要最小限のハードウェアで構成されているため,
しかし,
もっとも単純な解決策は,
しかし,
- 注2)
- ただし,
多くのLinuxでは 「ネットワークインストール」 と呼ばれる, PXE Boot機能を利用した 「ネットワークカードからのインストール」 に対応しています。
USBメモリからのインストール
そこでUbuntu Mobileでは,
これはUSBメモリやSDカードといった,
今回はこのイメージの利用方法を説明します。
リリースページに準備されたイメージは,
そこで,
- 注3)
- 厳密にはNetBook向けではなく,
「LPIA (Low Power Intel architecture)」向け環境として準備されています。主なターゲットとしてはIntel AtomやVIA Nanoプロセッサです。LPIAはi386 (通常のx86プロセッサ) とほとんど同じで, 通常のCPUを載せた環境でも動作しますが, あえて別のアーキテクチャとして準備されています。これにはいくつかの理由がありますが, 「このように別のアーキテクチャにしておくと, 何らかの理由でLPIA向けに特別なコンパイルオプションを適用したい場合などに, パッケージ作成作業が楽になる」 からだと理解しておいてください。 - 注4)
- USB Image Writerのイメージは今回準備されたMID用・
NetBook用だけでなく, ddで読み出されたものであれば何であっても利用できます。今後 (Ubuntu Mobile以外の) USBメモリ用のリリースが行われる場合, このUSB Image Writerを用いて書き込むことになるかもしれません。
USB Creatorのインストールと利用
Ubuntu MobileのMID版・
MID版・
USB Creatorのインストールは,
ここでそのまま