Ubuntuで構築したデスクトップ環境を使っていく上で,
その際,
Ubuntuにおける仮想マシン
「仮想マシン」
仮想マシンソフトウェアを導入すれば,
どのような形で仮想マシンを使うにせよ,
- 注1)
- いずれも約700MBほどのファイルです。詳しい利用法は各ダウンロードページを参照してください。
通常の場合,
ですが,
注意:
今回紹介するKVMによる仮想マシンを利用するには,
- Intel Core2 Duo・
Quadの多くはIntel VTをサポートします。ただしCore2 Duoの一部の機種 (プロセッサーナンバーがE4x00やE7x00, T5x00の一部ステッピング )のもの, Core2 QuadのQ8x00系ではVT-xには対応していません。Core i7やXeonは現在入手可能なほぼすべてがVTをサポートしています。 - ほとんどのSocket AM3/
AM2+/AM2・ Socket Fを採用するAMD製CPUは, AMD-Vをサポートします。 - いずれの場合も,
システムBIOSで有効・ 無効を制御できる可能性があり, BIOSで無効になっているとVT/ AMD-Vは機能しません。
ubuntu-vm-builder
それではUbuntu独自の仮想マシン作成機能,
ubuntu-vm-builderはコマンドラインから利用するユーティリティなので,
まず,
$ sudo apt-get install ubuntu-vm-builder
- 注2)
- これはvmbuilderコマンドのフロントエンドで,
本体となるvmbuilderパッケージはこれはpython-vm-builderパッケージが提供しています。操作を把握できればvmbuilderコマンドを直接利用してもいいのですが, できるだけ簡単に仮想マシンを作成したい場合, ubuntu-vm-builderコマンドを利用した方が簡単です。 - 注3)
- ハードウェアが1台しかないような環境では,
まだ9. 04は試さない方がよいでしょう。……ということで, この記事の主旨である 「ハードウェアが足りない場合に仮想マシン」 という主張は, 9. 04がリリースされるまでの間は無力なわけですが。