年度前期の締めくくりに入るこの時期,
impressiveとは
impressiveは,
そしてそのPDFファイルを入力として渡してimpressiveを起動することで,
インストールと起動
[アプリケーション]-[アクセサリ]-[端末]で端末を起動し,
$ sudo apt-get install impressive
ホームディレクトリに保存されている
$ impressive ~/slide.pdf
すると,
impressiveは拡張デスクトップには対応していないので,
また,
- 注1
- Ubuntu 9.
04からパッケージ名が 「keyjnote」 から 「impressive」 に変更されました。Ubuntu 8. 10以前を使用している場合は, 「impressive」 の代わりに 「keyjnote」 としたものを実行してください。 - 注2
- Notify OSDでTwitterのつぶやきを表示するように設定している場合は表示されないようにしておく,
という注意事項もあります。せっかくのプレゼンテーションがTwitterのつぶやき1つで台無しになってしまうのを防ぎましょう。
impressiveの操作方法
impressiveのキー割り当ては以下のようになっています。
「Esc」, | impressiveを終了する |
---|---|
左クリック, | 次のページへ送る |
右クリック, | 前のページへ戻る |
「Home」 | 最初のページへ |
「End」 | 最後のページへ |
「F」 | フルスクリーン切り替え |
「T」 | 経過時間表示/非表示切り替え |
マウスドラッグで範囲指定 | ハイライトボックス作成 |
ハイライトボックス右クリック | ハイライトボックス消去 |
「Enter」 | スポットライトモード切り替え |
「+」 | スポットライトの大きさ変更 |
「Tab」, | サムネイル表示 |
「Z」 | ズームモード |
ズームモード中に右ボタンドラッグ | ズーム範囲移動 |
「B」, | 黒画面, |
- 注3
- この機能はプレゼンテーションを中断して,
ホワイトボードなどに書きながら説明する際に役立ちます。
impressiveの設定
impressiveは起動時にオプションを渡すことで細かな設定ができます。ここでは筆者がよく使うオプションを紹介します。
- --mousedelay:マウスポインタが非表示になるまでの時間をミリ秒で設定します
- --transition:トランジションを指定します
- --transtime:トランジションの効果時間を設定します
トランジションは,
$ impressive --listtrans
毎回長いオプションを入力するのは大変なので,
#!/bin/bash
/usr/bin/impressive \
--mousedelay 500 \
--transition Crossfade \
--transtime 500 \
~/slide.pdf
また,