この数年,
Trim Slice とは
Trim Sliceは,
最大の特徴はその大きさで,
スペックそのものは次のとおりで,
- Trim Sliceのインターフェース
(図4・ 図5 ) - CPU: NVIDIA Tegra2
(Cortex A9 dual core) - Memory: 1GB
- USB2.
0 x4ポート (通常サイズ) - USB2.
0 x1ポート (microUSB) - HDMI出力
- アナログステレオラインアウト
- アナログステレオラインイン
- デジタルオーディオ出力
(S/ PDIF) - SDカードスロット
- microSDカードスロット
- UARTポート
(RS-232C) - DVI出力
(オプション) - SATA
(オプション) (注3) - 11n WLAN
(オプション) - Gigabit Ethernet
(注4)
- CPU: NVIDIA Tegra2
図5 Trim Sliceの背面ポート。左からWLAN用アンテナ,
ARM Cortex A9と1GBメモリを搭載し,
ブートローダーはubootで,
- 注1
- このように聞くととても安いように聞こえますが,
CompuLabのfit-PC2シリーズ (Atom Zシリーズを搭載した小型PC) は$300前後から入手できるため, 突出して安いわけではありません。 - 注2
- Trim Slice付属のACアダプタは
「抜け防止」 のためのフックが付いているため, この種のデバイスを常時稼働させるによくある 「ACアダプタが抜けてしまう」 問題に遭遇する可能性はあまりありません。なお, ACアダプタはマルチ仕様なので, 注文時に指定を間違えなければ日本のコンセントで利用できるものが付属してきます。 - 注3
- Trim SliceのSATAインターフェースは内部的にはUSB2.
0ポートからUSB=SATA変換を経由したものなので, 性能面ではUSB2. 0と変わりません。 - 注4
- SATAと異なり,
Gigabit Ethernetと11n無線LANは内部的にPCI-Express (もしくは相当バス) で接続されています。モデルによってSATAや11n, Bluetoothなどが搭載されますが, 11nとBluetoothは電波法の都合で日本国内では利用できませんので, Barebornモデルを購入して自分でドングルを追加する方が良いでしょう。