2011年11月16日,
今週のレシピはこのubuntu-defaults-builderを使って,
- ※1
- 厳密にはツールで完全に自動化できているわけではなく,
ubuntu-defaults-builderで作成したイメージに手作業でmemtest86+などのファイルを追加する作業が残っていたります。
自分用のRemix CDを作るメリット
Ubuntuをインストールした状態でそのまま運用しているという人は少ないでしょう。たとえばUbuntuはCD一枚で提供するという都合上,
日本語Remixをビルドしてみる
ubuntu-defaults-builderをインストールして,
CDをビルドするコマンドはubuntu-defaults-imageで,
また,
ビルド作業が完了すると,
ubuntu-defaults-builderをインストール
$ sudo apt-get install ubuntu-defaults-builder
日本語Remixのテンプレートをダウンロード
$ wget http://archive.ubuntulinux.jp/ubuntu/pool/main/u/ubuntu-defaults-ja/ubuntu-defaults-ja_11.10-0ubuntu1~ja2_all.deb
日本語Remixのビルド
$ ubuntu-defaults-image --package ubuntu-defaults-ja_11.10-0ubuntu1~ja2_all.deb --components main,restricted,universe,multiverse
build.
$ vi /etc/live/build.conf LB_PARENT_MIRROR_BOOTSTRAP="http://jp.archive.ubuntu.com/ubuntu/" LB_PARENT_MIRROR_CHROOT="http://jp.archive.ubuntu.com/ubuntu/" LB_PARENT_MIRROR_CHROOT_SECURITY="http://security.ubuntu.com/ubuntu/" LB_PARENT_MIRROR_CHROOT_VOLATILE="http://jp.archive.ubuntu.com/ubuntu/" LB_PARENT_MIRROR_BINARY="http://jp.archive.ubuntu.com/ubuntu/" LB_PARENT_MIRROR_BINARY_SECURITY="http://security.ubuntu.com/ubuntu/" LB_PARENT_MIRROR_BINARY_VOLATILE="http://jp.archive.ubuntu.com/ubuntu/" LB_PARENT_MIRROR_DEBIAN_INSTALLER="http://jp.archive.ubuntu.com/ubuntu/" LB_MIRROR_BOOTSTRAP="http://jp.archive.ubuntu.com/ubuntu/" LB_MIRROR_CHROOT="http://jp.archive.ubuntu.com/ubuntu/" LB_MIRROR_CHROOT_SECURITY="http://security.ubuntu.com/ubuntu/" LB_MIRROR_CHROOT_VOLATILE="http://jp.archive.ubuntu.com/ubuntu/" LB_MIRROR_BINARY="http://jp.archive.ubuntu.com/ubuntu/" LB_MIRROR_BINARY_SECURITY="http://security.ubuntu.com/ubuntu/" LB_MIRROR_DEBIAN_INSTALLER="http://jp.archive.ubuntu.com/ubuntu/"
- ※2
- ddコマンドやスタートアップディスクの作成などでUSBメモリに書きこむことも可能です。
--localeオプションについて
ubuntu-defaults-imageのmanを読むと,
また現在のubuntu-defaults-imageの仕様では,
- ※3
- たとえばubuntu-defaults-zh-cnなどです。
- ※4
- 厳密に言えば,
--ppaオプションを併用してJapanese TeamのPPAを追加指定することで作成できます。しかしこの方法では, archive. ubuntulinux. jpの他にJapaneseTeamのPPAもapt-lineに登録されてしまうという問題もあります。