4月になりました。新年度・
サポート期間と採用ソフトウェアの違い
RHELとその互換ディストリビューションのユーザーがUbuntuに手を出すにあたり問題になるのが,
RHEL5/
互換ディストリビューションではエクステンドライフフェーズ部分には追従しないため
この一方で,
また,
ただし,
もし現場でUbuntuを使う場合は,
- 注1
- Red HatからSRPMが提供されなくなるためです。
新規ハードウェアのサポート方法
RHELのリリースバージョンは,
これに対してUbuntuでは,
いくつかある例外の一つは,
なお,
まとめると,
- RHELは6.
0→6. 1→6. 2……と更新されるにつれて, ユーザランドはほとんど変わらずに (注2) 対応ハードウェアが増えていく。 - Ubuntuは8.
04→8. 10→9. 04→9. 10→10. 04……と更新されていくが, それぞれ異なるリリースであり, ユーザランドは異なるものになる。LTSのみ, ポイントリリースを使うことでインストールCDが更新される。
- 注2
- 厳密にはカーネル以外,
ユーザランド部分も更新されるので 「同じ環境で使い続けられる」 かというと少々微妙なところです。完全に同じユーザランドで更新を受け取りたい場合, RHELはEUS (Extended Update Support) を使うことになります。