そこで「Register with Ubuntu One」ボタンを押して表示されるウェブページから、Ubuntu Oneのアカウントを作成しておきましょう。ちなみに、Ubuntu Oneに登録すると無料で5GBのスペースが付与されますので、Dropboxのような使い方もできます。加えてUbuntu Oneクライアントも設定する必要があるようです。Ubuntu 12.04なら画面左のUbuntu Oneアイコンからクライアントを設定できるので、さきほど作成したアカウントを使ってクライアントの設定を負えておきましょう。
次に登録したUbuntu Oneアカウントへのアクセス権限をビューアーに付与します。一度「Register with Ubuntu One」ボタンを押すと、同じボタンが「Click here to confirm your Ubuntu One account」という名前になっていますので、再度クリックします。さらにラベルが変わるたびにボタンを押していき、「Successfully shared. Click here to continue...」と表示されたら成功です。
トロフィーには依存関係があります。たとえば「Bug Control Member」を達成するには先に「Bug Squad Member」を達成する必要がありますし、その「Bug Squad Member」を達成するにはまず「Signed Ubuntu Code of Conduct」を達成する必要があります。特に「Registered on Launchpad」はUbuntuコミュニティで活動する上でほぼ必須の条件となりますので、まずはこれを達成しないと他の項目に着手できません。
Launchpadを登録したあとに簡単なのは、「Report First Bug」か「Signed Ubuntu Code of Conduct」でしょう。
「Report First Bug」はLaunchpadに不具合を報告するだけで達成です。さらに他の人もその不具合が発生することを確認して「confirmed」状態になると、「Filed Bug that was Confirmed」も獲得できます。
「Signed Ubuntu Code of Conduct」は、第46回で紹介した、「公開鍵の登録」と「CoCへの署名」を参考にすると良いでしょう。
OSC 2012 Sendaiに参加して君もトロフィーゲット!
変り種のチャレンジ項目としては「Attend LoCo Team Event」があります。これは世界中の各地域にいるLoCoチーム(Local Community Team)が開催や参加するオフラインのイベントに参加したかどうかを問うものです。
LoCoチームのイベントは、LoCo Team Portalに登録されることがあります。このサイトに登録されたイベントは、LaunchpadのIDを使って、「出席・出席するかも・欠席」を設定できるのです。よってUbuntu Oneサーバーはユーザーが何かのイベントに出席したかどうかをこのサイトに問い合わせて確認します。
Ubuntu Japanese Teamは、2012年7月14日(土)に仙台で開催される、OSC 2012 Sendaiに参加します。そこで、LoCo Team Portalのイベントページにも情報を追加しておきました。もしOSC 2012 Sendaiに参加できそうであれば、登録済みのLaunchpadのIDを使って、LoCo Team Portalにログインした上で、イベントページ右上にある「Register」から「出席」にチェックしてみてください。
OSC 2012 Sendaiに参加したら再びAccomplishmentsビューアーを起動してみましょう。「Attend LoCo Team Event」が「自分のトロフィー」に追加されるはずです!