Ubuntu Weekly Recipe

第707回 シンプルでおしゃれなモニタリングツールUptime Kuma

この記事を読むのに必要な時間:およそ 3 分

Uptime Kumaのセットアップ🍯

ここからは実際の画面を表示しながら,設定手順について解説していくことにします。と言っても,設定方法自体はとてもわかりやすいため,悩むことはまずないでしょう。

図1 初回アクセス時はユーザー名とパスワードを設定する

図1

ちなみに設定画面から二要素認証もサポートしています。

図2 ホーム画面は「ダッシュボード」を表示している

図2

図3 ⁠設定」を選択すると,各種設定が行える

図3

設定自体はほとんど項目がありません。デプロイしたときの状態のままでも良いぐらいです。前述の通りユーザーアカウントを管理する機能もありません。

図4 監視の追加画面

図4

では,さっそく適当なサーバーをモニタリングしてみましょう。画面左上の「監視の追加」をクリックすると上図のような画面に遷移します。

「監視タイプ」によって設定できる項目が異なります。バージョン1.12.1の時点では,次の選択肢が用意されています。

HTTP(s)
指定したURLの疎通確認,証明書の有効期間,各メソッドのレスポンスを確認する。
TCP Port
特定のホスト名,ポートへのTCP pingを送信する。
Ping
特定のホスト名へのpingを送信する。
HTTP(s) - キーワード
HTTP(s)の機能に加えて,レスポンスに指定したキーワードが含まれるかどうかを確認する。
DNS
指定したDNSサーバーで各レコードの名前解決できるかどうかを確認する。
Push
設定済みのURLに定期的に誰かが叩きに来ているかどうかを確認する。
Steam Game Server
任意のSteam Game Serverのステータスを確認する。

HTTP(s)の「レスポンス」は空の場合,何も確認しません。Web APIなどで特定のレスポンスがきちんと返ってくるか確認したい場合などに設定してください。

指定できるキーワードはひとつだけで,複数のキーワード指定には対応していません。Pull Requestは出ているので,そのうち対応されると思われます。

図5 監視対象の表示

図5

上記は単にHTTPSをチェックしているだけです。作ったばかりであるためグラフには何も表示されませんが,数分待つと次のようにきちんと表示されるようになります。

図6 30分近く経過した例

図6

著者プロフィール

柴田充也(しばたみつや)

Ubuntu Japanese Team Member株式会社 創夢所属。数年前にLaunchpad上でStellariumの翻訳をしたことがきっかけで,Ubuntuの翻訳にも関わるようになりました。