インターネットって何だろう?
第33回 IPv4アドレスの割り振り
前回は,
今回は,
そもそもIPアドレスはどうやって割り振りされてるの?
IPv4アドレス枯渇に関して知るには,
インターネットにおける識別子であるIPアドレスは,
IANAがIPv4で割り振りるのは/8単位のIPアドレスです。/8ということは,
しかし,
RIRとしては以下の5つの組織があります。
- AfriNIC
(アフリカ) - APNIC
(アジア太平洋地域) - ARIN
(アメリカ) - LACNIC
(ラテンアメリカ及びカリブ海地域) - RIPE NCC
(ヨーロッパ, 中東, 中央アジア)
RIRは/8アドレスブロックをさらにNIR
国別レジストリは,
このような形でIPアドレスは世界的に管理され,
- 参考:
「JPNIC : IPアドレスの管理」
- ※1)
- プライベートIPアドレスなどの特殊なアドレスは一意になりません。また,
Anycast的な用途では意図的に同じIPアドレスを複数地点で使いますが, ちょっと話がややこしくなるので, ここでは範疇外とします。 - ※2)
- IANAは2000年2月よりICANNの下部組織になっています。
「ICANN : Contract Between ICANN and the United States Government for Performance of the IANA Function」
いつ枯渇するの?
IPv4アドレスの枯渇とは,
このIPv4アドレス枯渇は段階的に発生します。まず,
実際のIANAプールの枯渇という意味でのIPv4アドレス枯渇は2010年2月中に起こりました。APNICをはじめRIRでの枯渇も始まっている状況です。国別のレジストリの枯渇も近いと思われます。
最後に
今回は,