基本情報技術者試験と情報セキュリティマネジメント試験でIBT方式の実証試験を実施

IPA(独立行政法人情報処理推進機構)は 、基本情報技術者試験(FE)と情報セキュリティマネジメント試験(SG)を対象としてインターネット試験(IBT:Internet Based Testing)の実証試験を行うことを発表した。自宅などから受験する一般の参加者を9月15日から募集する。

FE、SGの2つの試験区分を対象としてIBTを試行的に実施し、試験運営上の課題などの抽出を行うのが目的。出題範囲、出題形式などは、2022年4月に公表している通年試験化の内容に準ずる。また、IBT方式とCBT(Computer Based Testing)方式との比較検証を行う目的で、実証試験はCBTでも併せて実施される。

実証実験では、IBT方式の場合は自宅などで、CBT方式の場合は試験会場で受験する。受験に当たっては、受験申込み、試験問題の解答、成績の確認、といった一連の流れを体験する。また、受験の前後にアンケートが実施される。

募集の概要は以下の通り。

募集人数数百名~数千名
募集期間2022年9月15日~10月4日
試験期間2022年10月1日~10月9日
試験区分FE、SG(いずれか又は両方を選択可能。それぞれ1回受験可能)
実施方式IBT、CBT(いずれかを選択可能)
参加費用無料(参加に必要な交通費、通信費などは参加者の自己負担)

申込方法、受験規約、必要となるPC環境などの詳細は、以下のURLで随時掲載される。

基本情報技術者試験と情報セキュリティマネジメント試験でインターネットによる実証試験を実施
URL:https://www.jitec.ipa.go.jp/1_00topic/topic_2022_ibt.html

なお、今回の実証試験は参加者に対してFE、SGの合格・不合格を判定するものではないとのこと。試験結果画面には正答数が表示される。

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