オープンソースの世界では、開発が終了してしまったプロジェクトがひょんなことから息を吹き返すケースがまれにある。2016年にUbuntuの公式フレーバーから除外された、教育目的に特化したディストリビューション
「Ubuntu Studio」
Yesterday, on our 16th wedding anniversary, my wife and I announced that we are currently working on reviving @edubuntuproject, the former official flavor of @ubuntu schools, students, and educational communities. https://
— Erich Eickmeyer (@eickmeyer) December 31, 2022t. co/ g7JOoZzczt
"Edubuntuを再び稼働させるには何が必要なのか?"
Eickmeyerは2022年11月、チェコ・
妻の願いに応えるべく、EickmeyerはUbuntu Community Council
なお、Eickmeyerは新しいEdubuntuと以前のEdubuntuの違いとして、以下を挙げている。
- GNOMEデスクトップの採用 … Ubuntuデスクトップ上に構築することで、構成や管理を容易に
- ロゴを刷新 … 旧Edubuntuのロゴと同様にサークルの3人のうち1人が手を挙げているデザイン
- テーマに
「Yaru」 を採用 … 赤いロゴとの一貫性を保つ (独自のアイコンテーマが不要に)
ロゴ以外は、できるだけ公式のUbuntuデスクトップの成果を利用していく方針のようだ。
また、教育用のフレーバーであることから、以下の事項も計画されているとしている。
- 教育に特化したデフォルトのアプリケーションフォルダ
(数学、科学、言語など) - Ubuntu Studioのインストーラに似たインストーラ … メタパッケージ
(ubuntu-edu-preschool、ubuntu-edu-primary、ubuntu-edu-secondary、ubuntu-edu-tertiary) を公式のUbuntuフレーバーにインストール可能に - Ubuntu Studioに似たメタアンインストーラ … 無関係なアプリケーションのグループを容易に削除可能に
(たとえば就学前の教室には中等教育の教材は必要ない) - さらなる
(アプリケーションの) キュレーション - 新しいWebサイト … 現在
「edubuntu. org」 と入力すると 「ubuntu. com」 にリダイレクトされてしまう - Linux Terminal Server Project
(LTSP) のコンポーネントとして再実装 … 公式フレーバーを達成したあとの目標
まだISOイメージもない、スタートしたばかりの”