Twitterの有料プラン、Twitter Blueが日本で展開され始める

Twitterの有料プラン、Twitter Blueが日本国内でリリースされた。Twitterは「Twitterで質の高い会話が見つかりやすくなるプレミアムサブスクリプションサービス」であることを謡っている。その価格は現在、サービスやアプリの画面で期間限定価格と表示されており、iOSからだと1,380円/月、Webからだと980円/月で購入できる。なお購入には、Twitterに登録してから90日以上のアカウントであることが必要であり、電話番号の登録が促される[1]

電話番号が認証済みのTwitter Blueユーザーには、承認後、青いチェックマークが付く(ただし、承認にはある程度時間がかかり、また表示名等を変更した場合にはマークは一定期間外れる⁠⁠。また、新機能を早期に試すことができるTwitter Blueラボが利用できるようになる。

また、Twitter Blueのを購入すると、次の機能が使えることを案内している。

  • ブックマークフォルダ:ブックマークに追加したツイートを、後で簡単に見つけられるように、フォルダに分けて整理することができます。Twitter Blueでは、常に非公開となるブックマークやブックマークフォルダを無制限に作成できます。
  • カスタムアプリアイコン:スマートフォンでのTwitterアプリアイコンの表示のされ方を、カスタムアプリアイコンで変更できます。複数の色の中から好きな色を選べます。設定を定期的にチェックして、期間限定で提供される新しい機能を見つけましょう。
  • テーマ:Twitter Blueテーマを使うと、Twitterアプリの配色を選べます。
  • カスタムナビゲーション:この機能により、ナビゲーションバーに表示される項目を選択して、お気に入りのコンテンツやTwitter機能にすぐアクセスできるようにすることができます。アプリ画面下部のナビゲーションバーに表示される項目を、2つから6つの範囲で選択することができ、必要に応じて初期状態に戻せます。
  • 話題の記事:あなたがフォロー中のアカウントや、あなたのフォロワーの間で最も多く共有されている記事のショートカットとして機能します。この機能により、あなたがフォローしているアカウントや、そうしたアカウントがフォローしているアカウントによって最も多く共有された記事が自動的に一覧化されるため、あなたが読みたいと思うタイプのコンテンツを簡単に見つけられます。
  • リーダー:長いスレッドを読みやすい表示に変換できます。リーダーは、スレッドのコンテンツのみをわかりやすく表示することを目的としています。スレッドの最上部にあるリーダーアイコンをタップすると、リーダー機能がオンになります。リーダー機能の画面では、テキストサイズを変更することができます。
  • ツイートの取り消し:送信後のツイートを、Twitterの他のアカウントに公開される前に取り消すことができます。この機能は、ツイートを編集するためのものではなく、全世界に公開される前のツイートを、見直して修正するためのものです。取り消し可能な時間が経過すると、ツイートはフォロワーに表示されますが、このツイートはTwitter上の通常のツイートと同様に、公開したままにすることも、削除することもできます。
  • 会話での優先順位付け:この機能により、ツイートの会話においてTwitter Blueサブスクライバーの返信が優先的に表示されます。
  • 長尺の動画のアップロード:フォロワーとより多様なコンテンツを共有しましょう。Twitter Blueサブスクライバーは、最大で長さが60分まで、ファイルサイズが2GBまでの動画(1080p)をアップロードできます(ウェブのみ⁠⁠。
引用元Twitter Blueについて」より

そして今後、Twitter Blueユーザーは表示される広告数が半分になるとしている[2]。また、30分以内であればツイートを5回まで編集できる「ツイートの編集」や、所有しているNFT画像をプロフィール画像として設定できる新機能も実装されている。

企業向けのTwitter Blue for Businessを現在限定リリースの状態であり、今年拡大していく予定となっている。こちらのプランでは、チェックマークが金色になる。

なお、Twitter Blueとは別に、長文テキスト機能についても2月上旬にリリースを予定している。4,000字に書けるようになること、長文投稿もタイムラインに流れること(クリックですべて表示される形になる⁠⁠、この四半期後半に太字、下線、フォントサイズなど簡単な書式を設定できるようにすることがイーロン・マスク氏により語られている。

最後に、今回のリリース前後で、iOSのTwitterアプリにおいて、投稿に添付した縦長の画像が、横長にトリミングされる変更が入ったが、これはミスであり、修正することを告知している

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