Apple M1/M2チップでのLinuxサポートを進める「Asahi Linux」のプロジェクトリード Hector Martinは4月17日、Linuxカーネル開発のSoCチームにPWMコントローラ関連のプルリクエストを提出した。このプルリクエストにはキーボードバックライトバインディングが含まれており、マージが承認された場合、Linux 6.4以降(2023年6月下旬以降)でM1/M2マシンでのキーボードバックライトがサポートされることになりそうだ。 [GIT PULL] Apple SoC DT updates for 6.4 (v2) -lore.kernel.org Release asahi-soc-dt-6.4-v2: Apple SoC DT updates for 6.4 (v2). Asahi Linuxは4月上旬にもLinux 6.4での実装を前提にしたApple PWMコントローラのドライバを提出しており、今回のパッチはそれに続くセットとなる。対象となるハードウェアはT8103(M1)、T600x(M1)、T8112(M2)で、これらを搭載したMacbookやMacbook Proでキーボードバックライトがサポートされる見込みだ。