Fastly⁠定額制の価格オプションを追加 ―予想外の超過料金を回避

Fastlyは2023年6月13日、同社のエッジクラウドプラットフォームサービスの新たなパッケージを発表した。同社のサービス利用料はこれまで従量制だったが、新たに定額制の価格設定オプションが追加される。これによりトラフィックの急増、グローバルで発生した悪質な攻撃、設定ミスなど、従量課金プランでは超過料金を請求されるようなリスクを回避できるとしている。

定額パッケージはStarter、Advantage、Ultimateの3種で、それぞれ5億リクエスト/月、20億リクエスト/月、50億リクエスト/月等の制限がかかる。個々の料金はサービスの置かれるリージョンやデータの転送量によって変わる。これらのパッケージは自由に組み合わせることが可能で、定額でありながら柔軟な利用も可能。

また無料のトライアルも配信サービスに加え、分析ツールであるドメインインスペクターとオリジンインスペクターや、WebSocketとFanout(イベント配信などに利用できるメッセージングサービス)の無料トライアルが利用できるようになった。

詳しくはFastlyの料金設定ページから。

おすすめ記事

記事・ニュース一覧