Adobeは8月16日、オールインワンのデザインツール「Adobe Express」に生成AI機能「Adobe Firefly」搭載した新バージョンをリリースした。

🚨🔥 You heard it here first! The new AI-first all-in-one content creation app, featuring Adobe Firefly generative AI capabilities, is now available on desktop web. 🫶🖥️ https://t.co/H3i95By3w6 https://t.co/H3i95By3w6

— Adobe Express (@AdobeExpress) August 16, 2023

Adobe Expressは直感的にデザインを作成できるアプリで、豊富なテンプレートを元に稿用画像やチラシ、ロゴ、ポスター、ラベル、招待状、名刺などのグラフィックデザイン、さらにSNS用賀増や動画、Webコンテンツなどをすばやく簡単に作ることができる。

新バージョンではAdobe FireflyをAdobe Expressのワークフローに搭載することで、よりシームレスで直感的な作業を行うことができるようになる。Adobe Fireflyの機能「テキストで画像生成」と「テキスト効果」は、テキストで指示文を入力するだけでカスタム画像やテキスト効果を生成できる機能。Adobe Fireflyは新たに日本語を含む100以上の言語のテキストプロンプトに対応したため、世界中のユーザーが母国語を使用してこれらの機能を利用可能。

これらAIを活用した新機能は現在デスクトップ版で利用可能で、近日中にAdobe Expressモバイル版でも対応を予定している。

そのほかの特徴は以下の通り。

• デザインや動画、ロイヤリティーフリー画像、オーディオアセット、約22,000種類のフォント、アイコン、背景、シェイプなど、2億点におよぶテンプレート素材が利用可能
• オールインワン編集アプリがPDFに対応
• クイックアクションを活用することで、画像や動画の背景の削除、音声でキャラクターを動かす、GIF変換、PDF編集等の作業をワンクリックで行うことができる
• 他のユーザとのコラボレーション機能や、Adobe PhotoshopやAdobe Illustratorとの連携を強化