「耳からうどん」
AirPods Pro
このAirPods Proは、iPhone用専用のアクセサリと認識している方が多くて、Androidで使えるのか? と気になっている方もいるはずです。実は……というほどでもありませんが、AirPods Proは、Bluetoothオーディオデバイスとして機能するので、Androidでもイヤホンとして使えます。
USB-Cになったとしても、これまで無線充電ができたので、運用面で大きな変化になる方も少ないはずです。とは言え、Androidユーザにとって縁遠い、Lightningケーブルでなくなったのは、アクセサリとして使用を検討するキッカケになります。
Android 14のベータをインストールしたPixel 6 ProとAirPods Pro
Androidケータイとの接続方法
冒頭でも触れたように、AirPods ProはBluetoothデバイスとして動作するので、一般的なBluetoothデバイスをペアリングする手順で接続できます。
Pixel 6 Proであれば、設定アプリの
このとき、周辺のAppleデバイスと接続されているとペアリングができないことがあるので、事前に切断しておくのがコツです。これさえ気にしていれば、ことは拍子抜けするほど簡単に済みます。
ペアリングしたAirPods Proのデバイス名は、Appleデバイスであれば
これでイヤホンとして機能します。充電は、Androidで使うからと言って特別なことをする必要はありません。
ノイズキャンセルや装着検知は動作するのか?
ノイズキャンセルは、特別な設定なく使えます。
これ抜きのイヤホンは、ものとして成立しないと言っても良いほどの必須機能なので、問題なく動作するのは喜ばしいことです。また、外音取り込みへ切り替えも、ステム
耳に装着すると、最後に接続していたデバイスに優先されて接続復帰されますが、Appleデバイスが周囲にあり、動作しているとこれに接続します。
たとえば、Appleデバイスと接続されていても、
接続の切り替えは、Appleデバイス同士のような簡便さはありません。しかし、最低限の操作で接続できるので、使っていてストレスを感じることはありません。
また、音楽再生中にイヤホンを耳から外すと、音楽再生を停止するが一般的ですが、再生が停止しません。この現象は、アプリの問題かと考えて、Apple MusicだけでなくGoogle Podcastsで試してみましたが、ともに再生停止は機能しませんでした。
空間オーディオは使えるのか
もう1つ気になるのは、空間オーディオが使えるか、です。
これを確認するために使ったのは、Apple Musicで公開されている
筆者が試した限りうまく動作せず、空間オーディオは使えませんでした。設定アプリの
まとめ
他、イヤホン操作のカスタマイズやファームウェアのアップデートはAndroidでは出来ません。とは言え、最低限の音が出るレベルではなく、ノイズキャンセルは機能しておりオン・
機能面だけ見れば、Androidを使う限り