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Fedora Linux 39のベータ版が公開⁠正式リリースは10月末を予定

Fedoraプロジェクトは9月19日、開発中の「Fedora Linux 39」のベータ版「Fedora Linux 39 Beta」を公開した。

Fedora Linux 39 Betaではデフォルトのデスクトップ環境に「GNOME 45 Beta⁠⁠、Officeスイートには「LibreOffice 7.6⁠⁠、カーネルには「Linux 6.6」のリリース候補版と、開発中を含む最新のソフトウェアが実装されている。

一方で、予定されていたDNFパッケージマネージャおよびAnacondaユーザインタフェースのアップデートは「準備が間に合わない」ことを理由に見送られた。これについてFedoraプロジェクトリーダーのMathew Millerは「我々は長年のコミュニティ活動を通して、大きな変更は急速に、気まぐれに行うべきではないことを学んできた。⁠DNFやAnacondaなどの)大きなアップデートは意図的/系統的に提供する必要がある」とコメントしており、開発の健全なプロセスであることを強調している。

Fedora Linux 39の正式リリースは現時点では10月24日が予定されている。

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