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今年発売!Pixel 8シリーズ発売されたので噂の答え合わせ

Googleは、Pixelシリーズの最新作「Pixel 8」⁠Pixel 8 Pro」と、Pixel Watchシリーズの最新作「Pixel Watch 2」を10月12日に発売します。今回は、Pixel 8シリーズを取り上げて見ていきます。

まずは⁠気になる価格から

価格は、Pixel 8が11万2,900円、Pixel 8 Proが15万9,900円からとなっています。どちらも前シリーズから値上げされています。これは、円安も要因となっていますが、米国でもPixel 8シリーズが100ドル値上げされているので、部材費高騰なども値上げの要因となっているようです。

Pixel 7シリーズの価格設定が、当時の為替レートを反映しない、攻めの価格だったので、もしかすると今回も?と期待した方もいるかもしれませんが、Pixel 8シリーズではサプライズなしです。

前作までの攻めの価格設定は、これまで皆無に近かったPixelシリーズの市場形成するために取られたバーゲンで、一定のシェアが得られた現在では、自ら安売りをする必要がないと判断されたのかもしれません。

Pixelシリーズはハイエンド端末でありながら、手頃な価格だったので、Googleの良心を具現化した端末だと感じていましたが、やはり良いものは高価という世の常に落ち着きました。

さて、本連載でもGoogle Pixel 8シリーズの、今わかっている噂としてリーク情報を取り上げているので、これと同じ切り口で見ていきます。

性能アップした「Google Tensor G3」

搭載されているGoogle Tensor G3は、ビッグコアのCortex-X3:1コア、ミッドコアのCoretex-A715:4コア、リトルコアのCortex-A510:4コアの構成でリーク情報とおりの構成です。

また、前作Pixel 7シリーズ搭載のTensor G2は、Tensor G1のマイナーチェンジ版で、性能の向上幅がCPUは約14%、GPUは5%程度と言われ、性能的には大差のないものでした。しかし、Tensor G3はTensor G2比でCPU性能が25%ほどアップしているとの話が出ているので、今回は性能向上の期待は持てそうです。

ただ、Pixel 8とPixel 8 Proで性能差があるようです。

筐体が小型化されたPixel 8では、十分な冷却が行われずサーマルスロットリングによる性能低下があり、Geekbench 6のシングルコアの結果では11%程度の性能差があることを、PBKreviewsがYouTubeに比較動画を公開しています。この動画では、3D Mark Benchmarkの結果も確認でき、これでもPixel 8 Proが上回るので、どちらを買うか悩んでいる場合、性能重視であればPixel 8 Proを選ぶことになります。

余談ですが、Tensor G3はTensor G2からの改変幅が大きいので、Tensorプロセッサーは、2年周期でアーキテクチャを更新するスケジュールで開発が進められているのかもしれません。

DisplayPort Alternate Modeは非対応

Facundo Holzmeister氏のXへのポストによれば、Google Pixel 8シリーズはDisplayPort Alternate Mode(以降、DP Alt Mode)非対応であることを、Googleのスタッフに直接確認したとしており、これを信じるのであればDP Alt Modeは非対応のようです。

ただし、ハードウェア的には対応しており、ソフトウェアで無効にされている話はあるので、これが本当であれば何らかのキッカケでアップデートが実施されて有効になる可能性はあります。このキッカケは、⁠Desktop Mode」の正式リリースではないかと見られています。

そのDesktop Modeは、スマートフォンにディスプレイとキーボード・マウスを接続することで、Windowsのような操作感でデスクトップPCライクに使える仕組みです。

ただ、今どきはデスクトップPCより、スマートフォンを使うユーザが多いので、デスクトップPCのように使えると言われても響くユーザは少なさそうです。むしろ、デスクトップOSがモバイルOSの要素より入れて、垣根なく使えるようになる方が多くのユーザに響きそうなので、DP Alt Modeは永遠に有効にならないかもしれません。

今週は、このあたりで、また来週。

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