ホリデーシーズンに向けて、おやすみモードに入っているのか、Androidの話題が少ないので、今回は、一部で市民権を獲始めているスマートリングをピックアップします。
スマートリングの多くは、ディスプレイやLEDを搭載しておらず小さいので、フィットネストラッカーよりも体への負担が少ないのがポイントです。また、腕時計との相性が良いのも見逃せません。
筆者は、OURA Ringを健康管理ツールとして初代から愛用しています。始まりは、Kickstarterでキャンペーンを知ったことでした。この後、2世代目、3世代目と愛用しており、いまや欠かせません。
スマートリングと言っても、OURA Ringのように健康管理に特化したもの、支払いに特化したもの、スマホの操作端末として使えるものもあります。今回は、健康管理に特化したものを取り上げます。
王道の「OURA Ring」
OURA Ringは、王道のスマートリングと言っても過言ではない製品で、健康状態のトラッキングに特化しています。
Oura Ring. Smart Ring for Fitness, Stress, Sleep & Health.
3世代目の登場をキッカケに開始したメンバーシップに加入
たとえば、コンディションを数値として表示する機能は、100を最大としてスコアが表示されるのでわかりやすく現状把握ができます。また、スコア表示とともにアドバイスも表示されます。筆者は、朝、スコアとアドバイスを見て、1日をどのように過ごすべきかを思案することが習慣になっています。
OURA Ringのホームページには
常時身に着けるガジェットは、いつ充電するかがポイントです。
筆者は、朝出かける前に身に着けて、夜、家に戻ると充電代に乗せて、睡眠計測のために寝る前に着ける、起きた時には充電台に置くサイクルで使っています。バッテリ持続時間は、公式で最大7日間です。
開発元のŌura Healthは、フィンランドの会社で、2代目まではWebサイトからしか入手方法がなかったのですが、3世代目からはソフトバンクが扱っているので入手しやすくなりました。
OURA Ringは、通知用LEDや音が鳴るなどの仕組みもなく、外観は太めのリングにしか見えません。また、強く主張しないのは、北欧メーカの製品らしさですが、日常の生活に溶け込んで、健康管理ツールとして下支えすることが最大目標であることが感じられます。
指輪に健康管理以外の新たな要素を加えることで、利用者に新たな提案ができますが、こうしたアプローチを頑なに取らないのは、これが目的と一致しないためと考えているのかもしれません。
日本初のスマートリング「SOXAI RING」
2世代目のSOXAI RING 1は、OURA RingのHorizonと似た見た目でできることも似通っているので、日本版OURA Ringといった印象です。
使ったことはないので、ウェブサイトから得られる情報でOURA Ringと比較してみます。サイズは、0.
指輪の表面がDURATECT加工で、傷が付きづらいところを特徴として挙げています
防水性能は、IP68相当と謳われています。着けたまま手洗いをしても動作は支障なさそうです。OURA Ringの防水性能は、100m防水と謳っており、着けたまま手洗いしても支障ありません。
スマホのコンパニオンアプリは、指輪で測定した結果を視覚化して見せているので、UIも大きく変わらないように見えます。ただ、細かく見ていくと分析機能に違いがあり、たとえば、入眠潜時や睡眠中の呼吸数など、OURA Ringにある分析が、実装予定の機能としてリストアップされています。また、筆者がOURA Ringで気に入っている健康管理に関わるアドバイスが表示されないようです。
大きな違いは、3万5,980円からとOURA Ringよりも安価で、メンバーシップへ加入なしで詳細な分析機能が使え、国内メーカが開発・
今週は、このあたりで、また来週。