Gemini for Google Workspaceが登場 ―Duet AI for Google Workspaceをグレードアップ⁠AIモデルにGemini 1.0 Ultraを採用

Googleは2024年2月22日、Google Workspaceで利用できるAIアシスタント「Duet AI for Google Workspace」「Gemini for Google Workspace」に変更し、エンタープライズユーザだけでなくすべての規模のユーザグループで利用可能になったことを発表した。Gemini for Google Workspaceは、新たにエンタープライズグレードのデータ保護機能を備え、スタンドアロンのチャット機能も利用できる。

新しく装備されたスタンドアロンのチャット機能は、2月8日にリリースされた「Gemini Advanced」により構築されており、Gemini Advancedに用いられているGoogleの最大規模かつ最も高性能なモデル「Gemini 1.0 Ultra」を活用することで、洞察力に富んだ専門的な回答が可能となったという。

Gemini for Google Workspaceでは、以下の2つのプランが利用できる。

Gemini Business
新しく用意されたあらゆる規模のチームや組織で利用可能なプラン。 Google WorkspaceアプリでGeminiにアクセスし、スタンドアロンのチャット機能を使って、Geminiをリサーチアナリスト、プロの編集者、カスタマーサービスアシスタント、クリエイティブパートナーのように利用し、専門性を高め、知識を補強できる。年間契約で利用料は月額2,260円/ユーザ。
Gemini Enterprise
従来のDuet AI for Google Workspace Enterpriseに置き換わるもの。生成AIのヘビーユーザー向け。Gemini Businessの機能に加えて100以上の言語ペアのキャプションを翻訳することが可能で、会議の議事録を作成するAI機能も備える。年間契約で利用料は月額3,400円/ユーザ。

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