VS CodeのGitHub Copilot⁠GPT-4oベースとなりより長いチャットが可能に

GitHubは9月24日、VS Codeの8月のアップデート(1.93)におけるGitHub Copilotの改善点を発表した。

前回のアップデートで利用されるLLMがGPT-4oになっていたが、今回のアップデートで利用可能なチャットコンテキストが増えた。これによって、VS CodeのGitHub Copilot Chatでより大きなファイルを参照したり、より長いチャット会話をできるようになった。また、インライン チャットとクイック チャットで[コンテキストを添付(Attach Context⁠⁠]をクリックして、クエリに関連性の高いコンテキストを追加できるようになった。

このほかの改良点は以下の通り。

  • [テストを生成(Generate Tests using Copilot⁠⁠]アクション、または/testsというスラッシュコマンドを使用して、簡単にテストを生成できるようになった。この操作は既存のファイルにテストを更新して追加するもので、テストファイルが存在しない場合は新しいテストファイルが作成される。
  • [チャットを表示(Generate Tests using Copilot⁠⁠]ボタンを使用すると、過去のチャットセッションが再確認できる。セッションにはAIで生成された名前が付けられ、名前を手動で変更することも可能。エントリは、最後のリクエストの日付で並べ替えられ、日付バケットごとにグループ化される。
  • チャットの応答が不満足な場合は[Thumbs down]ボタンを選択して詳細なオプションを含むドロップダウンを使用し、問題の種類を選択し、GitHubに報告することでCopilotの改善につなげることができる。
  • コードアクションの名称が「Copilotを使用してテストを生成(Generate Tests using Copilot⁠⁠Copilotを使用してドキュメントを生成(Generate Documentation using Copilot⁠⁠」とより明確になり、識別子にカーソルを置いてアクションを選択するだけで操作できるようになった。

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