テキストをビジュアル変換するNapkin AIが日本語に対応

2024年9月4日、テキストコンテンツをビジュアルに変換するサービスNapkin AIが、英語のほか日本語、タイ語、ベトナム語、ドイツ語、フランス語、ポルトガル語、スペイン語などを新たにサポートすることが発表された。

Napkin AIは、既存のテキストコンテンツを構成図、グラフ、概念図などのビジュアルに変換するサービス。画像生成AIとは異なり、テキストプロンプトではなく長文のテキストを書き込むか、テキスト、Word、プレゼンツールのコンテンツをそのままペーストして、生成ボタン(Sparkアイコン)をクリックするだけでビジュアルが生成される。

Napkin AIを使って日本語のテキストから構成図を生成する。左の枠内がSparkアイコンを押して表示される生成図の候補
Napkin AIを使って日本語のテキストから構成図を生成

さらに、図に変換する元のテキストコンテンツ自体をAIを使って生成することも可能。簡単なフレーズを入力することでドキュメントが生成され、その中の説明テキストを選択し、Sparkアイコンを押すことで適宜図が生成される。

また、生成した図を同じ画面上で直接カスタマイズすることが可能で、アイコンや飾り、構成図を結ぶ接続線、色、文字のフォント、などを変更してより完成度をあげることができる。 できあがった図はPNG、SVG、PDFファイルとしてエクスポート可能。PCのWebブラウザのほか、モバイル環境からも利用できる。

Napkin AIは無料版として一度に3枚までの変換が可能な「Starter Plan」と作成枚数に制限のない「Professional Plan」⁠現在はベータ版として無料提供⁠⁠、そしてフル機能にアクセスできる「Enterprise Plan」⁠準備中)が提供される。Starter Plan、Professional Planはアカウントを作るだけで利用可能となる。

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