GitHub Copilot Freeが登場 ―すべてのGitHubユーザは無料で利用可能に

GitHubは2024年12月18日、同社のAIアシスタントGitHub Copilotの無償版「GitHub Copilot Free」をリリースした。GitHub Copilot FreeはすべてのGitHubユーザが無料で利用できる。またMicrosoft VS Codeにも統合されており、VS Codeから直接サインアップ/サインインすることで無料で利用可能。

GitHub Copilot Freeでは以下のサービスが利用できる。

1ヵ月あたり2,000件のコード提案
コンテキストを読み取り、GitHubプロジェクトとVS Codeワークスペースに合わせてカスタマイズされた提案を受けることができる。
1ヵ月あたり50件のCopilot Chatメッセージ
GitHubとVS CodeからCopilot Chatに質問したり、コードをリファクタリング、デバッグ、ドキュメント化、説明を依頼できる。
AIモデルが選択可能
無料で使用できるAIモデルとして、OpenAI GPT 4oまたはAnthropic Claude 3.5 Sonnetを選択できる。
複数のファイルにわたる編集のレンダリング
Copilot Editsを使用して、作業中の複数のファイルに変更を加えることができる。
Copilot Extensionsエコシステムにアクセス
サードパーティエージェントを使用して、Perplexity経由でWebを検索したり、Stack Overflowの情報にアクセスすることが可能。

有償版で提供されているモバイル環境から使用可能な「Copilot Chat in GitHub Mobile」や、コマンドラインからAI提案を受けることができる「Copilot in the CLI」などのサービスはGitHub Copilot Freeには含まれない。

なお、GitHub Copilot FreeはVS Codeのほか、Visual Studio、Xcode、JetBrains、Neovim、Azure Data Studioと組み合わせて使用することもできる。

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