親子で楽しむプログラミング

第28回スクラッチでプログラミングをはじめよう

コンテンツ利用プログラミング

現在においてスマホはこどもから大人まで利用されており、画像や動画などの収集はとても容易になっています。プログラミング言語により、画像や動画などを制御することをコンテンツ利用プログラミングといいます。スマホで取得した画像などをコンテンツ利用プログラミングの素材とすると、オリジナルな作品制作を楽しむことができます。なかでもスクラッチは使い勝手が良いプログラミング言語です(良書案内214号, 216号⁠。

図1 コンテンツ利用プログラミング
引用: https://ja.wikipedia.org/wiki/コンテンツ利用プログラミング
図1

生成AIとコンテンツ

近年、生成AIは急速に普及し、性能も飛躍的に向上しています。一般に便宜上、生成AIは文書生成AIと画像(動画含む)生成AIに大別できますが、現在は同一のプラットホームで双方を生成できるまでに発展しています。

生成AIで生成した素材も、コンテンツ利用プログラミングの素材として利用することができます。複数の素材を組み合わせて使うこともできます。

画像の生成

文書も画像も生成できるプラットフォームはとても便利です。例えば、WindowsのCopilot(コパイロット)では、画像を生成したい場合は「描いて」を最後に付けると画像を生成してくれます。
※Microsoftのアカウントの取得が必要です。

図2 Copilot入力画面、丘の上から見た綺麗な港
図2

スクラッチと生成AIによる作品

スクラッチと生成AIによる作品例を見てみましょう。大学生が作成した電子絵本です。ストーリーはChatGPT、画像はStable Diffusionによって生成したものです。

図3 開発画面(クリックして拡大)
図3
図4 動作画面(クリックして拡大)

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