GitHub MCP Registryが公開 —⁠—OSSコミュニティのMCPレジストリとの統合も予定

GitHubは2025年9月16日、MCPサーバーを発見・利用するための新たな拠点として「GitHub MCP Registry」を公開した。このレジストリは、これまで複数の分散しているMCPサーバー情報を一元化し、開発者が必要なサーバーを迅速に発見して利用できるようにすることを目的としている。

GitHub MCP Registryでは、主要パートナーおよびOSSコミュニティからのMCPサーバーをキュレーションして掲載するところから始めた。各MCPサーバーはGitHubリポジトリに紐づけられて紹介されるため、ユーザーは各サーバーが何を行い、どのように始めればよいかを迅速に把握し、判断できるとしている。

たとえば、9月4日に一般提供となった「リモートGitHub MCPサーバー」掲載されている

GitHub MCP Registry

ブログでは、特徴として以下の事柄を挙げている。

  • VS Codeでの発見容易性とワンクリックインストール
  • GitHubスター数やコミュニティ活動に基づく並び替え
  • GitHub CopilotおよびMCP互換ホストを含む、既存スタックとの連携

すでにVS Code Insidersでは、最新アップデートでGitHub MCP Registryが統合されている。

GitHubは現在、AnthropicおよびMCP Steering Committeeと共同で、9月8日公開されたOSSコミュニティのMCPレジストリ(OSS MCP Community Registry)(現在プレビュー)を構築中である。今後GitHub MCP Registryとはシームレスに統合される予定で、開発者はOSS MCP Community Registryに登録・公開することで、その公開されたサーバーをGitHub MCP Registryにも自動的に掲載することを計画している。

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