Microsoft⁠「6502 BASIC」オープンソースとして公開

Microsoftは2025年9月3日、同社が1977年に開発したBASICインタプリタ「6502 BASIC」を、MITライセンスのもとGitHub上にオープンソースとして公開した

GitHubのコミットの日付も「48年前」となっている
GitHubのコミットの日付も「48年前」となっている

6502 BASICは、MOS Technologyが開発した8ビットCPU「MOS 6502」上で動作するBASICインタプリタ。MOS 6502はMotorolaのMC6800を元に、レジスタセットの簡素化や、多彩なアドレッシングモード、最適化されたパイプライン機構により、当時の同等クラスのCPUと比較して高速な演算処理を可能としていた。Apple IIやPET 2001、CommodoreのCBM3032、VIC-1001等の製品で採用されたことで知られている。

公開されたソースコードは6502用Microsoft BASIC バージョン1.1。アセンブリ言語で記述されており、MicrosoftのBill Gates氏とCommodoreのエンジニアJohn Feagans氏によって実装された修正がほどこされた⁠歴史的な⁠コード。STORDO と STORD0のラベルにはBill Gates氏によるイースターエッグが仕込まれているとのこと。

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