GitHub⁠マージコンフリクトをワンクリックで解決可能な新しいUIを提供開始

GitHubは2025年10月2日、プルリクエストの際、マージコンフリクトが発生したときにWebインターフェース上でワンクリックで解決可能なボタンの提供を開始した。

GitHubのプルリクエスト画面においてマージコンフリクトが発生している場合、その解決のために「Resolve conflicts」ボタンを押すとWebエディタが起動してコンフリクトの編集画面に遷移するが、今回、モダンなエディタなどに実装されているようなコンフリクトマーカーとワンクリックで解決するための文字列ボタンが提示されるようになった。

各ボタンは以下のとおり。

  • Accept current changes:現在の作業ブランチの変更を保持
  • Accept incoming changes:ベースブランチの変更を採用
  • Accept both changes:両方の変更をファイル上で統合作業

Accept current changesまたはAccept incoming changesを押すと、選択した変更が反映され、他方の変更は破棄される。Accept both changesを押すと、2つの変更がそのまま編集画面に残るので、手動で編集するかたちになる。

Accept both changesを押した場合は以下のようになる

そのファイルのコンフリクトを解決後に「Marks Resolved」を押してそのファイルの作業を終え、すべてのマージコンフリクトが解決されたら「Commit merge」でコミットをおこない、自動的にプルリクエスト画面に戻ったあとに既存の方法でプルリクエストを作業するのはこれまでどおり。

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