Googleは2025年10月2日、AIコーディングエージェントJulesをコマンドラインで操作できるツールキット
Jules just cd-ed into your terminal. 🤖
— Jules (@julesagent) October 2, 2025
Introducing Jules Tools, a new lightweight command line interface that lets you do everything you can do in the browser, available now in your terminal.
You can get it via npm install -g @google/jules
Get the details in the blog →… pic.twitter. com/ o2UA6dXUW6
JulesはGitHubリポジトリに接続し、GeminiなどのLLMを活用してプロジェクトのコンテキストを理解し、テストの作成や新機能/最適化の提案、ログの提供、バグ修正、依存関係のバージョンアップなどのタスクを実行するコーディングエージェント。クラウド上のVMにクローンして非同期/バックグラウンドでタスクが動作するため、並列実行も可能。
これまではWebブラウザからJulesを操作していたが、開発者はターミナル上でテスト、ビルド、デバッグ、リリースを行うことが多いことから、今回Julesをコマンドラインから使えるJules Toolsが提供された。これにより開発者はコマンドラインを離れることなくエージェントタスクを起動し、AIによるコーディングアシストを受けることが可能となる。
Julesが動作している状態なら、Jules Toolsをnpmコマンドでインストールして利用できる。
npm install -g @google/jules
Jules Toolsはシェルスクリプトからも利用可能で、各種コマンドとパイプで接続したり、Gemini CLIなど他のCLIツールと組み合わせて使用することもできる。また、Web UIと同様のインタラクティブな操作ができるダッシュボード機能
Google LabsではJulesの活用を促すため、日常の開発タスクやデバッグ、テスト、ドキュメンテーション、パッケージ管理、要約、開発を楽しくする提案など、同社が厳選したJules向けプロンプトを集めた