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Pebble is BACK! Pebble2 Duoレビュー②

今回は、Pebble 2 Duoを1週間みっちり使いこんでみたので、その使用感をレビューします。

日本語も表示できます

前回触れていませんが、利用にあたり日本語化して使っています。

日本語化の手法は当時から変わっておらず、検索すれば多くヒットします。購入を検討されている方は、日本語で使えるのでご安心ください。ただ、筆者の環境では、絵文字などが豆腐(白い四角)になりますが、ご愛嬌ということにしています。

スマホアプリは、英語表示で日本語表示はありません。

使い方が難しいこともなく、書かれている英語も難しいことはないので、すぐにでも使いこなせるはずです。

Pebble - Google Play のアプリ

高い互換性がある周辺機器

Pebble 2 Duoは、Pebble 2から外観の変化がないので、ディスプレイの保護フィルムはPebble 2のものがそのまま流用できます。筆者は、Amazonに残っていたPebble 2用のディスプレイ保護フィルムを購入して使っています。

充電はUSB-Cケーブルを接続して使う、ドングル形状の充電器(標準添付)を使っています。持ち出した時に無くさないように、ドングルにはストラップも付いています。これは保護フィルムと逆で、古いPebbleとも互換性がありPebble Timeの充電に使えました。

充電ドングル
充電ドングル

ベルトの幅も22mmから変更がありません。

サイズが合えば、汎用品のベルトが使えるので、季節や好みに合わせてベルトを変えて楽しむ使い方もできます。

筆者は、白いケースと白いベルトが爽やかで眩しいので、ベルトの色がダークブルー、バックルがシルバーのバンドに交換して使っています。

ベルトを変更した様子
ベルトを変更した様子

脅威のバッテリの持ち

最近のスマートウォッチを使っているのであれば、バッテリは持って2日程度で、毎日充電する使い方をしているはずです。これがあたりまえになっているので、充電が煩わしいと感じることもなくなりました。Pebble 2 Duoは、その充電が煩わしいことだったのを思い出させてくれました。

Pebble 2 Duoは、満充電から1週間使ったところで、バッテリ残量は63%を示しています。利用状況で前後することを間引いたとしても、充電することなく2週間は使えそうです。スペックとして、平均的なバッテリ寿命が17日間と謳われているので、これとも合致します。

また、短期のソフトウェアロードマップでは、バッテリ寿命を30日間に延期することが、2番目の優先事項として挙げられています。

How To Build A Smartwatch: Software - Setting Expectations & Roadmap

30日は目算があってのことだと思います。これが実現されるのであれば、月1回、年間で12回(あたりまえですが!⁠⁠、充電するだけで済むで素晴らしいの一言です。パワーで押し切るスマートウォッチが多い中で、Pebble 2 Duoは一服の清涼剤のような存在です。

将来のPebbleで、ソーラー充電ができるようになれば、充電から永遠に解放される世界観もありそうです。

とはいえ、今のスマートウォッチの基準からすれば、このバッテリ寿命は必要最低限に抑えた結果です。

たとえば、健康データの収集は、アプリをインストールしてもRAWデータの収集のみで、分析後のアドバイスは期待できません。

健康データの収集と分析は、OURA Ring 4などを使って補完する使い方が良いかもしれません。ただ、OURA Ring 4のバッテリ寿命は5日から8日で、こちらの方が短いのは皮肉なものです。

使えないウォッチフェイスがあるのか……?

好みのウォッチフェイスが使える。そして、やる気があれば自分で作れる。のスタイルを作り上げたのもPebbleです。

Appstoreには、ウォッチフェイスが星の数ほど公開されています。この中から好みのウォッチフェイスを見つけ出して、インストールすることになりますが、使えないウォッチフェイスに時々遭遇します。

当初は、グラフィックを多用している物かと推測しましたが、スマホからPebbleへのロードに失敗しているので、ものは試しで、もう一度ロードしてみると成功して問題なく動作し始めます。手元にある古いPebble(Pebble Time)では、一発でロードされるのでハードウェアに依存する問題か、通信まわりが不安定なのかもしれないと推測しています。

今の時代にPebble 2 Duoを使うのは、ガラケーを喜んで使っているのと同じかもしれません。ただ、これを使うことで本当に必要なものは、何かを知るキッカケになるのではないでしょうか。

今週は、このあたりで、また来週。

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