Chrome 142が10月28日にリリースされた。今回のリリースでDevTools上でAIアシスタンス
改善された主な事柄を紹介する。
DevToolsの上部メニュー右上に、AIアシスタンスを開く青いボタンを追加した。これまでは詳細メニューから
そして、このドロワー
また、右クリックからコンテキストメニューで
なお、AIアシスタンスを利用するには、AIアシスタンスの設定などからDevToolsの設定のAI innovationsの画面を開き、各項目
今回、Chrome 142では、SourcesパネルとConsoleパネルで先読みでコード提案をしてくれる機能が利用可能になった。
Preferenceパネルではトレースを記録した後にAIアシスタンスを開くと、特定のコンテキストを選択する必要なく、トレース全体、関連するパフォーマンスに関する洞察、さらには接続されたフィールドデータについて相談できるようになった。
このほか、Googleデベロッパープログラムが統合されて設定のアカウントに表示されるようになったほか、Applicationパネルでのワーカータイプすべてのストレージ検査対応、Stylesパネルでの:target-currentの表示対応、NetworkパネルでのIs ad-relatedブール値に基づいたリクエストフィルタに対応した。
DevTools MCPサーバーもパブリックプレビューを9月に公開した以降も改善が進み、10月22日にはv0.
それまでに改善された主な事柄は以下のとおり。
- Node.
js 20. 19. 0以上をサポートした (公開当初はNode. js 22. 12. 0以上だった)。  - ネットワークリクエストおよびコンソールメッセージにページネーションを導入してトークンを節約し、用途別に抽出するためのフィルター
(リクエスト種別:scripts/ stylesheets/ images、メッセージ種別:log/ warning/ error) に対応した。  - スクリーンショットの出力先のパスとフォーマットを指定可能になった。
 - ツールカテゴリを使うことで、エージェント側に渡すデータを整理できるようにして不要なノイズを減らせるようにした。
 - MCPサーバーが使用するChromeインスタンスに起動時の引数を渡せるようになった。