情報処理試験シリーズ基本情報技術者試験 合格ゼミ(2) らくらく突破 CASL II
2001年12月21日紙版発売
八鍬幸信 著
A5判/384ページ
定価2,618円(本体2,380円+税10%)
ISBN 4-7741-1377-8
書籍の概要
この本の概要
「基本情報技術者試験」午後試験の合格ライン突破を目標とした参考書。詳細な解説で試験合格はもちろん,実力アップに最適です。
こんな方におすすめ
- CASL II言語で試験を受けようとしている方
- 基本情報技術者試験を受験する方
目次
- 受験の手引き
- アセンブラ言語の仕様
第1章 CASLIIとはこんなもの
- 1 コンピュータで計算を行うには
- 1・1 コンピュータとはどんな装置か
- 1・2 プログラムとデータは記憶装置に格納される
- 1・3 演算はレジスタで行われる
- 1・4 よりアセンブラ言語らしく
- 1・5 A+B→CをCASLIIで書くと
- 2 COMETIIの記憶装置とレジスタ
- 2・1 COMETIIの記憶装置の構造
- 2・2 記憶の最小単位はビットである
- 2.3 演算に使えるレジスタは8つ
- 2・4 命令の実行順序を制御するプログラムレジスタ
- 3 アドレス修飾をマスターしよう
- 3・1 アドレス修飾で番地を水増し
- 3・2 CASLIIでのアドレス修飾の表現法
- 3・3 アドレス修飾はこう使う
- 3・4 アドレス修飾でプログラム作成効率がアップ
- 4 コンピュータは0と1の世界に生きる
- 4・1 機械語は0と1の組み合わせでできている
- 4・2 CASLIIから機械語への変換
- 4・3 CASLIIの命令は3種類ある
- 4・4 プログラム全体を見てみよう
第2章 2進法と16進法を征服する
- 1 10進数だけが数ではない
- 1・1 10進法をあらためて考えれば
- 1・2 2進数とは
- 1・3 8進法とは
- 1・4 16進法とは
- 1・5 10進数から2進数への変換
- 1・6 手指による簡便な方法
- 1・7 10進数から8進数,16進数への変換
- 1・8 2進数の加算規則
- 2 負数は補数で表す
- 2・1 負数の補数表現とは
- 2・2 2wに対する補数の作り方
- 2・3 2進数の減算は補数を利用できる
- 2・4 16ビットで扱える数の範囲
第3章 CASLIIプログラムの書法
- 1 プログラムはこう書こう
- 1・1 コーディングとは
- 1・2 命令の表記法に慣れよう
- 2 アセンブラに対する指示はアセンブラ命令で
- 2・1 START命令
- 2・2 END命令
- 2・3 DC命令
- 2・4 DS命令
- 3 データのやりとりは転送命令で
- 3・1 LD(LoaD)命令
- 3・2 ST(STore)命令
- 3・3 LAD(Load Address)命令
- 4 算術加算・減算と論理加算・減算
- 4・1 ADDA(ADD Arithmetic)命令
- 4・2 SUBA(SUBtract Arithmetic)命令
- 4・3 ADDL(ADD Logical)命令
- 4・4 SUBL(SUB Logical)命令
- 5 数の比較は比較演算命令で
- 5・1 CPA(ComPare Arithmetic)命令
- 5・2 CPL(ComPare Logical)命令
- 6 分岐命令で好きなところへジャンプ
- 6・1 JMI(Jump on MInus)命令
- 6・2 JPL(Jump on PLus)命令
- 6・3 JNZ(Jump on Non Zero)命令
- 6・4 JZE(Jump on ZEro)命令
- 6・5 JOV(Jump on OVerflow)命令
- 6・6 JUMP(unconditional JUMP)命令
- 7 論理を操る
- 7・1 論理演算とは何か
- 7・2 AND命令
- 7・3 OR命令
- 7・4 XOR(eXclusive OR)命令
- 8 桁の移動で乗算や除算ができる
- 8・1 SLA(Shift Left Arithmetic)命令
- 8・2 SRA(Shift Right Arithmetic)命令
- 8・3 SLL(Shift Left Logical)命令
- 8・4 SRL(Shift Right Logical)命令
- 9 プッシュとポップ
- 9・1 スタックとは何か
- 9・2 PUSH(PUSH effective address)命令
- 9・3 POP(POP up)命令
- 10 副プログラムを使ってむだを省く
- 10・1 副プログラムとは何か
- 10・2 CALL(CALL subroutine)命令とRET(RETurn from subroutine)命令
- 10・3 汎用レジスタを多目的に使う
- 11 マクロ命令を使う
- 11・1 データの入力はIN命令で
- 11・2 処理結果の出力はOUT命令で
第4章 構造を理解する
- 1 CASLIIプログラム解明のコツ
- 1・1 プログラムの全体構図を把握する
- 1・2 ループに注意して細部を見る
- 2 コツのトレーニング
- 2・1 トレーニングその1
- 2・2 トレーニングその2
第5章 実践力をつけよう
- 1 入出力処理
- 1・1 ゼロ抑制処理
- 1・2 位取りの方法
- 1・3 浮動挿入編集
- 1・4 16進表記のメモリダンプ
- 2 ビット列操作
- 2・1 パリティチェック
- 2・2 ビットの入れ替え
- 2・3 循環シフト
- 3 数の変換
- 3・1 16進数字の2進数データへの変換
- 3・2 入力データの圧縮処理
- 3・3 10進数字の2進数データへの変換
- 3・4 文字コードの16進表現
- 4 値の大小比較
- 4・1 最大値と最小値
- 4・2 大小判定
- 5 テーブル操作
- 5・1 テーブルの編集
- 5・2 通信状態の管理
- 6 四則演算
- 6・1 乗算
- 6・2 商品コードの検査数字
- 6・3 小数部の処理
- 6・4 倍精度整数の加算
- 7 文字列処理
- 7・1 文字列圧縮
- 7・2 タブの設定
- 8 データ構造
- 8・1 リスト処理(その1)
- 8・2 リスト処理(その2)
- 8・3 キュー構造