パーフェクトC#

[表紙]パーフェクトC#

紙版発売

B5変形判/664ページ/CD1枚

定価4,378円(本体3,980円+税10%)

ISBN 4-7741-2179-7

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書籍の概要

この本の概要

基礎から実践まで幅広く学習できます。C#を扱う上で知っておきたい知識は,この一冊に網羅されています。これからC#をはじめたい初心者にも,実践でC#を使っている中級者にもお勧めできます。

こんな方におすすめ

  • はじめてC#を学習する方
  • 実践でC#を使っている方

目次

第1章 .NET Framework

  • 1-1新たなプラットフォーム―.NET
    • 1-1-1- .NET Framework
    • 1-1-2- インターネット型のクラスライブラリ設計
    • 1-1-3- 言語の束縛からの解放
    • 1-1-4- OS非依存
    • 1-1-5- 管理されるコード
    • 1-1-6- 自動メモリ管理
    • 1-1-7- DLL地獄(DLL Hell)からの開放
    • 1-1-8- 容易な配布形態
  • 1-2共通言語ランタイム(CLR)
    • 1-2-1- 共通言語ランタイムとは?
    • 1-2-2- マネージコードとアンマネージコード
    • 1-2-3- アセンブリ
  • 1-3.NET Frameworkクラスライブラリ
    • 1-3-1- .NETにおける実装の違い
  • 1-4.NETで開発できるアプリケーション・開発環境のインストール
    • 1-4-1- .NETで開発できるアプリケーション
    • 1-4-2- .NETの開発環境
    • 1-4-3- Visual Studio.NETのインストール
    • 1-4-4- Visual Studio.NETの使い方

第2章 オブジェクト指向

  • 2-1オブジェクト指向デザイン
    • 2-1-1- データとロジック
    • 2-1-2- オブジェクト指向と機能指向
  • 2-2オブジェクト指向の基本事項と有効性
    • 2-2-1- 抽象データタイプ
    • 2-2-2- 属性
    • 2-2-3- メソッドとプロパティ
    • 2-2-4- インスタンス
    • 2-2-5- オブジェクトの状態値とメッセージ
    • 2-2-6- カプセル化
    • 2-2-7- ポリもフィズム

第3章 C#言語仕様

  • 3-1プログラミング言語 Visual Basic .NET
    • 3-1-1- Hello Worldプログラムの実行
    • 3-1-2- 名前空間
    • 3-1-3- コメント
  • 3-2共通型システム(CTS)
    • 3-2-1- 共通型システム(CTS)とは
    • 3-2-2- 型変換
    • 3-2-3- 値型データのボックス化
    • 3-2-4- データ変換
    • 3-2-5- 型クラス(System.Type)
    • 3-2-6- 値クラス(System.ValueType)
  • 3-3組み込み型
    • 3-3-1- 組み込み型
    • 3-3-2- 整数型
    • 3-3-3- 浮動小数点数型
    • 3-3-4- 10進数型
    • 3-3-5- 論理型
    • 3-3-6- 文字型
    • 3-3-8- オブジェクト型
    • 3-3-9- 文字列型
  • 3-4識別子
    • 3-4-1- 識別子とキーワード
  • 3-5変数
    • 3-5-1- ローカル変数
    • 3-5-2- ローカル定数
  • 3-6配列
    • 3-6-1- System.Arrayクラス
    • 3-6-2- 1次元配列
    • 3-6-3- 多次元配列
    • 3-6-4- ジャグ配列
  • 3-7演算子
    • 3-7-1- C#の演算子
  • 3-8制御ステートメント
    • 3-8-1- 条件分岐(if/else)
    • 3-8-2- 条件分岐(switch)
    • 3-8-3- 繰り返し(while)
    • 3-8-4- 繰り返し(do - while)
    • 3-8-5- 繰り返し(for)
    • 3-8-6- 繰り返し(foreach - in)
    • 3-8-7- ジャンプ(break)
    • 3-8-8- ジャンプ(return)
    • 3-8-9- ジャンプ(continue)
  • 3-9型とメンバ
    • 3-9-1- 型とメンバ
    • 3-9-2- 静的メンバとインスタンスメンバ
    • 3-9-3- メンバアクセス
    • 3-9-4- アクセス修飾子とアクセシビリティ
    • 3-9-5- メンバの修飾子
    • 3-9-6- 関数メンバとパラメータ
  • 3-10クラス
    • 3-10-1- オブジェクトの概念
    • 3-10-2- クラスの定義
    • 3-10-3- フィールド
    • 3-10-4- 定数
    • 3-10-5- コンストラクタとデストラクタ
    • 3-10-6- メソッド
    • 3-10-7- プロパティ
    • 3-10-8- 演算子
    • 3-10-9- インデクサ
    • 3-10-10- イベント
    • 3-10-11- 継承とポリモフィズム
  • 3-11構造体
    • 3-11-1- 構造体
  • 3-12インターフェース
    • 3-12-1- インターフェース
  • 3-13列挙型
    • 3-13-1- 列挙型
  • 3-14デリゲード
    • 3-14-1- デリゲード
    • 3-14-2- デリゲードの定義
    • 3-14-3- デリゲードの作成と実行
  • 3-15例外処理
    • 3-15-1- .NETの例外処理システム(構造化例外処理)
    • 3-15-2- Exceptionクラス
    • 3-15-3- 例外のフロー
    • 3-15-4- InnerExceptionプロパティの使用
    • 3-15-5- さまざまな.NET例外クラス
    • 3-15-6- ユーザーによる例外の定義・カスタム例外
  • 3-16属性
    • 3-16-1- 属性とは?
    • 3-16-2- 定義済みの属性
    • 3-16-3- カスタム属性
  • 3-17アンセーフコード
    • 3-17-1- アンセーフコードとは?
    • 3-17-2- ポインタ

第4章 Windowsフォーム

  • 4-1Windowsフォームの基礎
    • 4-1-1- Windowsフォームアプリケーション
    • 4-1-2- Windowsフォーム・System.Window.Forms.Form
    • 4-1-3- Windowsフォームアプリケーションの作成
    • 4-1-4- UIオブジェクト(コントロール)
    • 4-1-5- イベント処理
    • 4-1-6- Hello World!!
    • 4-1-7- フォームの表示・モーダルとモードレス
    • 4-1-8- モーダルダイアログによるユーザー入力
    • 4-1-9- メッセージボックスの表示
  • 4-2UIコントロールの使用
    • 4-2-1- 共通項目
    • 4-2-2- ラベル・リンクラベル・グループボックス・ピクチャボックス・テキストボックス・リッチテキストボックス
    • 4-2-3- ボタン・チェックボックス・ラジオボタン
    • 4-2-4- リストボックス・チェックリストボックス・コンボボックス・タブコントロール
    • 4-2-5- リストビュー・ツリービュー
    • 4-2-6- 日時指定コントロール
    • 4-2-7- ドメインアップダウンコントロール・数値アップダウンコントロール
  • 4-3メニュー
    • 4-3-1- Windowsフォームのメニュー
    • 4-3-2- VS.NETデザイナの利用
    • 4-3-3- メニューを構成するクラス
    • 4-3-4- メニュー機能の実装
    • 4-3-5- メニューの拡張機能
    • 4-3-6- メニューのマージ
    • 4-3-7- コンテキストメニュー
  • 4-4マウスとキーボード
    • 4-4-1- マウスイベント
    • 4-4-2- マウスの基本イベント
    • 4-4-3- ダブルクリック
    • 4-4-4- マウスホイール
    • 4-4-5- その他のマウスイベント
    • 4-4-6- マウスカーソル
    • 4-4-7- キーボード
    • 4-4-8- KeyDownとKeyUp
    • 4-4-9- KeyPress
  • 4-5GDI+
    • 4-5-1- 座標系
    • 4-5-2- GDI+の基本描画機能
    • 4-5-3- 描画機能の使用(Draw〜()メソッド)
    • 4-5-4- 図形の塗りつぶし
    • 4-5-5- 文字列の描画

第5章 ASP.NET

  • 5-1ASP.NETの基本
    • 5-1-1- Webアプリケーション
    • 5-1-2- コードビハインド
    • 5-1-3- ASP.NETの動作モデル
    • 5-1-4- ASP.NETのイベントモデル
    • 5-1-5- サーバーコントロール
  • 5-2Webフォーム
    • 5-2-1- Webフォーム-System.Web.UI.Page
    • 5-2-2- イベント処理とポストバック
    • 5-2-3- AutoPostBackプロパティ
    • 5-2-4- HttpResponse
    • 5-2-5- HttpRequest
    • 5-2-6- @Pageディレクティブ
    • 5-2-7- サーバーコントロール・HTMLサーバーコントロールとWebサーバーコントロール
    • 5-2-8- 入力検証コントロール・Validatorコントロール
    • 5-2-9- アプリケーション構成ファイル-Web.config-
    • 5-2-10- アプリケーションレベルでのイベント処理
    • 5-2-11- クライアントスクリプト
  • 5-3状態管理
    • 5-3-1- Session(セッション)-クライアント単位での状態管理
    • 5-3-2- Session情報の格納-InProc-
    • 5-3-3- Session情報の格納-StateServer-
    • 5-3-4- Session情報の格納-SQLServer-
    • 5-3-5- HttpApplicationState-アプリケーション単位での状態管理-
    • 5-3-6- ViewState-ページ内での状態管理-
  • 5-4ページ間の遷移
    • 5-4-1- 画面遷移
    • 5-4-2- Redirectによる遷移
    • 5-4-3- Server.Transferによる遷移
  • 5-5データバインディング
    • 5-5-1- コントロールとデータバインディング
    • 5-5-2- シングルレコードバインディング
    • 5-5-3- マルチレコードバインディング
    • 5-5-4- Repeaterコントロール
    • 5-5-5- DataListコントロール
    • 5-5-6- DataGridコントロール
    • 5-5-7- DataGridコントロール-ページング-
    • 5-5-8- DataGridコントロール-データグリッドの構造-
    • 5-5-9- Conrainerオブジェクト -DataItemオブジェクト・DataBinder.Evalメソッド-

第6章 ADO.NET-データアクセス-

  • 6-1ADO.NETの基本
    • 6-1-1- .NETのデータアクセス技法
    • 6-1-2- ADO.NETのオブジェクトモデル
    • 6-1-3- DataSetオブジェクトの概要
    • 6-1-4- DataSetオブジェクトの使用方法
  • 6-2データソースとの接続
    • 6-2-1- データソースとの接続
    • 6-2-2- 行の選択
    • 6-2-3- 行の挿入/更新削除
    • 6-2-4- パラメータの使用(Parameterオブジェクト)
    • 6-2-5- その他の処理
    • 6-2-6- DataAdapterとDataSetによるデータベース更新
    • 6-2-7- トランザクション制御
    • 6-2-8- コネクションプーリング
  • 6-3DataSetオブジェクト詳細
    • 6-3-1- DataSetとDataTable・DataTableとDataRow
    • 6-3-2- 行の状態(DataRow.RowState)
    • 6-3-3- 行の削除(DataRowCollection.Remove()とDataRow.Delete())
    • 6-3-4- 行のバージョン

第7章 .NET概要-enhanced-

  • 7-1アセンブリ
    • 7-1-1- アセンブリとは
    • 7-1-2- アセンブリの作成
    • 7-1-3- アセンブリの名前
    • 7-1-4- 厳密な名前付きのアセンブリ
    • 7-1-5- グローバルアセンブリ
    • 7-1-6- アセンブリのロード
  • 7-2ガベージコレクション
    • 7-2-1- .NETのメモリ管理
    • 7-2-2- Finelize(デストラクタ)
    • 7-2-3- Dispose(IDisposeインターフェース)
    • 7-2-4- アンマネージリソースを使用するクラス
    • 7-2-5- アンマネージリソースを使用するクラス(2)
    • 7-2-6- ガベージコレクタの振る舞い
    • 7-2-7- ガベージコレクションの手動操作
  • 7-3プリプロセスディレクティブ
    • 7-3-1- 条件付きコンパイル
    • 7-3-2- ソースコードの領域分け
    • 7-3-3- エラー・警告状態の通知

付録 Appendix

  • A-1 デバッグ
  • VS.NETデバッガ
  • デバッグのための準備
  • ブレークポイント
  • デバッグ実行の開始
  • 中断モードでの実行(続行・ステップイン・ステップオーバー・ステップアウト)
  • ウォッチウィンドウ
  • ローカルウィンドウ
  • 自動変数ウィンドウ
  • 呼び出し履歴ウィンドウ
  • ブレークポイントウィンドウ
  • コマンドウィンドウ
  • 出力ウィンドウ
  • A-2 .NET Frameworkクラスライブラリ
  • .NET Framework
  • .NET Frameworkクラスライブラリ
  • A-3 System名前空間
  • Consoleクラス
  • A-4 System.Collection名前空間
  • System.Collection名前空間
  • ArrayListクラス
  • Stackクラス
  • Queuクラス
  • Hashtableクラス
  • SortedListクラス
  • A-5 System.Text名前空間
  • System.Text名前空間
  • A-6 System.IO名前空間
  • System.IO名前空間

著者プロフィール

醍醐竜一(だいごりゅういち)

現在,フリーのソフトウェアエンジニアとして活動中。ソフトウェアベンダでActiveX・COMの開発,.NETによるシステム開発といったマイクロソフトテクノロジーの技術経験を経てフリーとなる。.NETは1.0βから調査・開発を開始し,現在も最新の.NET技術を利用した開発や執筆活動を中心として行っている。


斎藤友男(さいとうともお)

1986年,株式会社Knowlbo入社。コンパイラの開発からスプレッドシート,ビジュアルプログラミングツールなど,数々の言語処理系ソフトウェアを開発。1994年に代表取締役に就任。多くのCOMコンポーネント製品をリリース。.NETにも逸早く注目し,早くから.NETベースのオフィス系情報共有製品を次々にリリース。その中の「ワークフローEX」は,2007年「Microsoft Innovation Award」のコマーシャル部門で優秀賞を受賞。