平成17年度【秋期】 ソフトウェア開発技術者 合格教本
2005年6月7日紙版発売
大滝みや子,岡嶋裕史 著
A5判/648ページ/CD1枚
定価3,168円(本体2,880円+税10%)
ISBN 4-7741-2395-1
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書籍の概要
この本の概要
詳細な解説と豊富なイラスト図解が好評の「合格教本」。ソフトウェア開発技術者試験対策版の本書では,広範な出題範囲を網羅した解説で知識を徹底整理でき,午後の長文問題対策も万全です。
巻末にH17春期試験問題&解答・解説,付録CD-ROMに過去4回分の午前問題を収録。
こんな方におすすめ
- ソフトウェア開発技術者試験を受ける方
- 出題範囲をくまなく学習したい方
目次
付属CD-ROMの使い方
受験のてびき
第I部 知識のまとめ −午前,午後I・II問題対策−
- 午前問題の傾向&対策
第1章 情報の基礎理論
- 1.1 数値変換とデータ表現
- 1.1.1 r進法
- COLUMN 3の倍数
- 1.1.2 正の整数の表現
- 1.1.3 負数の表現
- 1.1.4 小数点数の表現
- 1.1.5 浮動小数点数表現
- COLUMN 対数の重要公式
- 1.1.6 誤差
- COLUMN 応用問題に挑戦
- COLUMN Σ記号の性質
- 1.2 集合と論理
- 1.2.1 集合論理
- 1.2.2 命題と論理
- 1.2.3 論理演算
- COLUMN 命題の応用
- 1.3 情報論理
- 1.3.1 情報量
- 1.3.2 符号化
- COLUMN ランレングス法
- 1.4 オートマトン
- 1.4.1 有限オートマトン
- 1.5 形式言語
- 1.5.1 言語処理
- 1.5.2 構文規則の記述
- 1.5.3 構文解析の技法
- 1.5.4 正規表現
- 1.6 グラフ理論
- 1.6.1 有向グラフ・無向グラフ
- 1.6.2 サイクリックグラフ
- COLUMN 小道(trail)と経路(path)
- 1.6.3 グラフの種類
- 1.6.4 グラフの表現
- 1.6.5 重みつきグラフ
- 1.7 確率と統計
- 1.7.1 確率
- 1.7.2 確率の応用
- 1.7.3 確率分布
- 章末問題
第2章 データ構造とアルゴリズム
- 2.1 リスト
- 2.1.1 リスト構造
- 2.1.2 データの追加と削除
- 2.1.3 リストによる2分木の表現
- 2.2 スタックとキュー
- 2.2.1 スタックとキューの基本操作
- 2.2.2 グラフの探索
- COLUMN スタックを使った演算
- 2.3 木
- 2.3.1 木構造
- 2.3.2 2分探索木
- 2.3.3 バランス木
- 2.4 探索アルゴリズム
- 2.4.1 線形探索法と2分探索法
- 2.4.2 ハッシュ法
- COLUMN O記法
- 2.5 整列アルゴリズム
- 2.5.1 基本的な整列アルゴリズム
- 2.5.2 整列法の考え方
- 2.5.3 高速な整列アルゴリズム
- 2.6 再帰法
- 2.6.1 再帰関数
- 2.6.2 再帰処理の実例
- 章末問題
第3章 ハードウェア
- 3.1 情報素子
- 3.1.1 記憶の階層化
- 3.1.2 内部メモリに使用する情報素子
- COLUMN フリップフロップ回路
- 3.1.3 記憶素子の種類
- 3.2 プロセッサアーキテクチャ
- 3.2.1 プロセッサの内部構造
- COLUMN プロセッサを構成するレジスタ群
- 3.2.2 プロセッサの動作
- 3.2.3 有効アドレス
- 3.2.4 割込み制御
- 3.3 プロセッサの高速化技術
- 3.3.1 パイプライン
- 3.3.2 並列処理
- 3.3.3 マルチプロセッサ
- 3.3.4 プロセッサの性能
- COLUMN スーパコンピュータ
- 3.4 メモリアーキテクチャ
- 3.4.1 キャッシュメモリ
- 3.4.2 主記憶書込み方式
- 3.4.3 キャッシュメモリの割付方式
- 3.4.4 メモリインタリーブ
- 3.4.5 メモリ保護方式
- 3.5 補助記憶
- 3.5.1 補助記憶装置の特徴
- 3.5.2 補助記憶装置の容量
- 3.5.3 補助記憶装置の性能
- 3.5.4 RAID
- 3.6 入出力アーキテクチャ
- 3.6.1 入出力制御方式
- 3.6.2 入出力インタフェース
- 3.6.3 入出力装置
- 章末問題
第4章 基本ソフトウェア
- 4.1 OSの構成と機能
- 4.1.1 基本ソフトウェアの構成
- 4.1.2 制御プログラム
- 4.1.3 カーネルモードとユーザモード
- COLUMN セキュリティ制御
- 4.2 タスク管理
- 4.2.1 タスクとは
- 4.2.2 タスクと状態遷移
- 4.2.3 タスクのスケジューリング
- 4.2.4 同期制御
- 4.2.5 排他制御
- 4.2.6 デッドロック
- COLUMN プロセスの生成
- 4.3 主記憶管理
- 4.3.1 実記憶管理
- 4.3.2 仮想記憶管理
- 4.3.3 ページング方式
- 章末問題
第5章 システムの構成と方式
- 5.1 集中・分散処理システム
- 5.1.1 集中処理システム
- 5.1.2 分散処理システム
- 5.1.3 分散処理システムの形態
- 5.1.4 分散処理技術
- 5.2 クライアントサーバシステム
- 5.2.1 クライアントサーバシステムの特徴
- COLUMN クライアントサーバの実体
- 5.2.2 アーキテクチャ
- 5.2.3 長所・短所の整理
- 5.3 システムの構成方式
- 5.3.1 デュアルシステム
- 5.3.2 デュプレックスシステム
- 5.3.3 災害を考慮したシステム構成
- 5.3.4 高信頼化システム
- COLUMN 情報の処理方式
- 5.4 システムの性能
- 5.4.1 システムの性能指標
- 5.4.2 システムの性能計算
- 5.4.3 システムの性能評価の技法
- 5.4.4 モニタリング
- 5.5 システム性能設計
- 5.5.1 キャパシティプランニング
- 5.5.2 キャパシティ管理
- COLUMN その他の性能評価方法
- 5.6 待ち行列理論
- 5.6.1 待ち行列理論とは
- 5.6.2 利用率を求める
- 5.6.3 平均待ち時間と平均応答時間
- COLUMN 平均応答時間のほかの公式
- 5.6.4 平均待ち行列長と平均滞留数
- 5.6.5 ケンドール記号と確率分布
- 5.6.6 システム評価への適用
- 5.6.7 M/M/Sモデルの平均待ち時間
- 5.7 システムの信頼性
- 5.7.1 システムの信頼性評価指標
- 5.7.2 システムの信頼性計算
- 5.7.3 複数システムの稼働率
- 5.7.4 通信網の構成と信頼性
- COLUMN 通信システムの稼働率
- 章末問題
第6章 システムの開発と運用
- 6.1 言語
- 6.1.1 プログラム構造
- 6.1.2 プログラム制御
- 6.1.3 言語プロセッサ
- 6.1.4 言語の分類
- 6.2 開発支援ツール
- 6.2.1 プログラミング・テスト工程支援
- 6.2.2 CASEツール
- COLUMN CASEツール導入の留意点
- COLUMN CMM −プロセス成熟度モデル−
- 6.3 開発手法
- 6.3.1 ソフトウェア開発モデル
- 6.3.2 ソフトウェアの再利用
- 6.3.3 コンカレント開発
- 6.4 分析・設計手法
- 6.4.1 構造化分析法
- 6.4.2 データ中心設計
- 6.4.3 事象応答分析
- COLUMN システム開発プロジェクトのライフサイクル
- 6.5 オブジェクト指向設計
- 6.5.1 オブジェクト指向の基本概念
- 6.5.2 クラス間の関係
- 6.5.3 オブジェクト指向の応用概念
- COLUMN エージェント指向
- 6.6 モジュール設計
- 6.6.1 モジュール分割技法
- 6.6.2 モジュール分割の評価
- 6.7 テスト
- 6.7.1 ブラックボックステスト
- 6.7.2 ホワイトボックステスト
- 6.7.3 モジュール集積テスト技法
- COLUMN デシジョンテーブル(決定表)
- COLUMN その他のテスト
- 6.8 テスト管理手法
- 6.8.1 バグ管理図
- 6.8.2 バグ数の推測方法
- 6.9 レビューとソフトウェアの品質特性
- 6.9.1 レビュー法
- 6.9.2 ソフトウェアの品質特性
- 6.10 開発管理
- 6.10.1 日程計画管理技法
- 6.10.2 開発規模・工数見積り
- COLUMN デルファイ法
- 6.11 システムの運用
- 6.11.1 システム運用部門の組織と体制
- 6.11.2 システム運用業務
- 6.11.3 システム管理
- 6.11.4 資源管理
- 6.11.5 障害管理
- 章末問題
第7章 ネットワーク技術
- 7.1 OSI基本参照モデル
- 7.1.1 標準化と階層化
- 7.1.2 プロトコルとサービス
- 7.1.3 TCP/IP
- 7.2 IPアドレス
- 7.2.1 IPアドレスの実体
- 7.2.2 IPアドレスの枯渇
- 7.2.3 IPアドレスのクラス
- 7.3 アクセス制御方式
- 7.3.1 CSMA/CD方式
- 7.3.2 トークンパッシング方式
- 7.3.3 TDMA方式
- 7.4 LAN間接続装置
- 7.4.1 LAN間接続装置の種類
- 7.5 ルーティングプロトコル
- 7.5.1 ルーティングプロトコルの必要性
- 7.5.2 RIP
- 7.5.3 OSPF
- 7.6 ネットワーク管理
- 7.6.1 障害管理
- 7.6.2 SNMP
- 7.7 インターネット利用技術
- 7.7.1 インターネットの普及
- 7.7.2 インターネット利用技術のいろいろ
- 7.8 誤り制御
- 7.8.1 誤り制御の方法
- 7.9 同期制御
- 7.9.1 同期制御の意義
- 7.9.2 同期制御の方法
- COLUMN 調歩同期方式
- 7.10 HDLC
- 7.10.1 HDLCとは
- 7.11 パケット交換方式
- 7.11.1 パケット交換方式とは
- 7.11.2 ITU-T勧告X.25
- COLUMN MTU
- 7.12 フレームリレー
- 7.12.1 フレームリレーとは
- 7.12.2 CIR
- 7.12.3 輻輳制御
- 7.13 ISDN
- 7.13.1 ディジタル通信の発展
- 7.13.2 ISDNとINS
- 7.13.3 ADSL
- 7.14 ATM
- 7.14.1 ATMとは
- 7.14.2 ATMの構成
- 7.15 回線容量の計算
- 7.15.1 回線容量計算の準備
- 7.15.2 回線容量計算の方法
- 7.15.3 応用問題
- 7.15.4 回線使用率の計算
- 7.16 伝送時間の計算
- 7.16.1 伝送時間計算の準備
- 7.16.2 問題演習
- 7.17 通信コストの計算
- 7.17.1 通信コストの種類
- 7.17.2 問題演習
- 7.18 アーランの計算
- 7.18.1 アーランとは
- 7.18.2 呼損率の計算
- 7.18.3 アーランの問題
- 7.18.4 待ち時間
- 章末問題
第8章 データベース技術
- 8.1 データベースの基礎
- 8.1.1 データベースの種類
- 8.1.2 データベースの設計
- 8.1.3 ANSI/SPARC3層スキーマ
- 8.1.4 E-R図
- 8.2 関係データベース
- 8.2.1 関係データベースの特徴
- 8.2.2 関係データベースのキー
- COLUMN 主キー設定のいろいろ
- 8.3 正規化
- 8.3.1 関数従属
- 8.3.2 正規化の手順
- 8.4 関係データベースの演算
- 8.4.1 集合演算
- 8.4.2 関係演算
- COLUMN 外結合のSQL文
- 8.5 SQL
- 8.5.1 データベース言語SQLとは
- 8.5.2 SELECT文
- 8.5.3 その他のDML文
- COLUMN 整合性管理
- 8.6 データ定義言語
- 8.6.1 実表の定義
- 8.6.2 ビューの定義
- 8.6.3 アクセス権の設定
- 8.7 埋込み方式
- 8.7.1 埋込みSQLの基本事項
- 8.7.2 カーソル処理とFETCH
- 8.8 データベース管理システム
- 8.8.1 トランザクション管理
- 8.8.2 同時実行制御
- 8.8.3 障害回復管理
- 8.8.4 問合せ処理の効率化
- 8.8.5 データベースの再編成と再構成
- COLUMN ネットワーク透過性
- 8.9 分散データベース
- 8.9.1 分散データベースの透過性
- 8.9.2 分散データベースの更新同期
- 8.10 データベース応用
- 8.10.1 データウェアハウス
- COLUMN トリガとは
- 8.10.2 データマイニング
- COLUMN データマイニングの例
- 章末問題
第9章 セキュリティと標準化
- 9.1 暗号システム
- 9.1.1 暗号化とは
- 9.1.2 暗号化に必要な要素
- 9.2 暗号化方式の種類
- 9.2.1 秘密かぎ暗号方式
- 9.2.2 公開かぎ暗号方式
- 9.3 暗号化方式の技術
- 9.3.1 秘密かぎ暗号方式の実装技術
- 9.3.2 公開かぎ暗号方式の実装技術
- 9.3.3 ハイブリッド方式
- 9.4 認証システム
- 9.4.1 認証システムとは
- 9.4.2 パスワード認証の弱点
- 9.4.3 その他の認証技術
- 9.5 認証システムの実装
- 9.5.1 パスワード認証
- 9.5.2 ワンタイムパスワード
- 9.5.3 バイオメトリクス認証
- 9.5.4 その他の認証方法
- COLUMN 閉域接続
- 9.6 ディジタル署名
- 9.6.1 ディジタル署名とは
- 9.6.2 メッセージダイジェスト
- 9.6.3 PKI
- 9.7 コンピュータウイルス
- 9.7.1 コンピュータウイルスとは
- 9.7.2 コンピュータウイルスの被害
- 9.7.3 コンピュータウイルスの感染経路
- 9.7.4 コンピュータウイルスへの対策
- 9.7.5 その他のコンピュータウイルス対策
- COLUMN CORBA
- 9.8 セキュリティ対策
- 9.8.1 脅威の種類
- 9.8.2 物理的侵入
- 9.8.3 不正アクセス
- 9.8.4 クラッカ
- 9.8.5 自然災害
- 9.9 標準化
- 9.9.1 標準化の必要性
- 9.9.2 ISO9000シリーズ
- 9.9.3 SLCP-JCF98
- 章末問題
第II部 長文問題演習 −午後I・II問題対策−
- 午後問題の傾向&対策
- 1 ソフトウェア工学
- 2 アルゴリズム
- 3 システム構成技術
- 4 通信ネットワーク
- 5 データベース
- 6 情報セキュリティ
- 7 システム評価
平成17年度 春期 ソフトウェア開発技術者試験問題
- 午前問題
- 午後I問題
- 午後II問題
- 解答・解説
索引
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