ソフトウェア・テスト PRESS Vol.1
2005年6月29日紙版発売
編集部 編
B5判/136ページ
定価1,738円(本体1,580円+税10%)
ISBN 4-7741-2397-8
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書籍の概要
特集1
「プロセス」と「技法」ですっきりわかる
ソフトウェアテスト入門
近年,ITが社会のすみずみに浸透したおかげで,システム障害やソフトウェアの不具合がもたらす経済的・社会的影響は計り知れないものになっています。そのような背景の下,バグの混入したソフトウェアが出荷されるのを食い止める“最後の砦”として,「テスト」の重要性が急速にクローズアップされています。ソフトウェアテストとはどんなことを踏まえてどんなことをすればよいのか――。まずは本特集で,ソフトウェアテストの全体像をつかんでください。
特集2
コンサルタント直伝!“漏れのないテスト設計”のノウハウ
テストケース設計術 虎の巻
ソフトウェアテストの古典的名著である『ソフトウェア・テストの技法』でMyersは,時間やコストなどの制約からいかなるソフトウェアテストも不完全にならざるをえず,この不完全さをできる限り減らすのに効果的なテストケースを設計することが重要である,といったことを述べています。そのためのノウハウを,本特集では紹介します。
特集3
xUnitの使い方とテスト項目の抽出方法
単体テストの体系的&実践技法
現場のエンジニアにとってもっとも馴染み深いテストといえば,単体テストでしょう。実施にあたっては,やみくもにバグを検出すればよいというのでなく,体系的な技法を踏まえた上で実施する手法を身につけていないと,「品質の確保」につながる単体テストはできません。また,現実の問題としてxUnitのようなツールの使い方も重要です。単体テストの体系的かつ実践的なやり方,そして「やめ方」をここでは見ていきます。
目次
特集1
「プロセス」と「技法」ですっきりわかる
ソフトウェアテスト入門
- 第1章 テストはなぜ必要なのか
不幸な“手戻り”を呼ぶテストの不備 - 第2章 プロセスで見るテスト
テストの計画・設計・実施・管理 - 第3章 技法で見るテスト
- SWEBOKをベースに体系的に分類
- Column テストを楽しく行う工夫
特集2
コンサルタント直伝!“漏れのないテスト設計”のノウハウ
テストケース設計術 虎の巻
- 第1章 テストケース設計とは何か?
良いテスト設計の三か条と網羅率を上げる“3つの視点” - 第2章 テスト分析
テストの全体像を映すテストマトリクスの作成 - 第3章 機能テストのテスト設計
テストケース記載例に学ぶ設計の極意 - 第4章 シナリオテストのテスト設計
ユーザの立場を踏まえたシナリオの洗い出し - 第5章 テスト実施に備えて
良いテスト仕様書の条件
特集3
xUnitの使い方とテスト項目の抽出方法
単体テストの体系的&実践技法
- 第1章 単体テストの基礎知識
誰が何のために何をテストするのか - 第2章 ツール環境の整備
JUnitとdjUnitの使用 - 第3章 テスト項目の抽出
ホワイトボックステストとブラックボックステスト - 第4章 どこで単体テストをやめるか?
テストの十分性を確保するための3つの手法
一般記事
- どこでテストをやめるか?
収束を使ったテスト終了判定の実際 - アフター・ザ・ゴールド・ラッシュ
テストほど知的で創造的な仕事はない - バグを生み出す心理
“想定外”の誤りを克服する - Bugzillaと不具合管理
バグの“少ない”ソフトウェアをつくるために - LoadRunnerを使った負荷テスト
マーキュリー・インタラクティブのJ2EE診断ソリューション - 短納期対応型のテストプロセス管理
現役マネージャが明かす“最速のテスト管理”手法