ポケットリファレンスシリーズシェルスクリプト ポケットリファレンス
〜bash編
2005年8月18日紙版発売
宮原徹・川原龍人 著
四六判/256ページ
定価2,508円(本体2,280円+税10%)
ISBN 4-7741-2481-8
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書籍の概要
この本の概要
Linux環境で利用されるシェルスクリプトの基本と目的別のスクリプトの書き方リファレンス。
目的別リファレンスの部分では,クライアント環境向け,システム管理者向けの約50項目の実践的なサンプルスクリプトを掲載し,応用のための解説も行います。Linuxユーザ必携の1冊です。
こんな方におすすめ
- シェルスクリプトを便利に活用したい方
目次
1章 シェルスクリプトことはじめ
- シェルを理解する
- シェルスクリプトのしくみ
- 本書の前提と読み方
2章 bashとは
- bashの特徴と注意点
- bashの基本構文
- シェル変数
- 文字列演算子
- 正規表現
3章 シェルの基本Tips
- シェルの起動
- 環境変数の設定
- bashの設定ファイル
4章 リファレンスを読む前に:シェルスクリプトの読み方Tips
- 実ファイル中のコマンド・変数
- 実ファイル中の構文
5章 実用シェルスクリプト〜一般ユーザ編
- [ファイル操作]
- ファイルのリネーム(大文字を小文字に変更する)
- ごみ箱を実現する
- 画像のサムネイルを作成する
- ファイルの文字コードを変換する
- eml形式のデータをSylpheed,Mewに読み込む
- 指定したディレクトリから特定の文字列を含むファイルを検索する
- 特定URLの連番データを自動的に収集する
- ファイルを分割・統合する
- 簡単なHTMLを生成する
- [通信]
- ネットワーク環境を簡単に切り替える
- 対話的にfindコマンドを実行する
- メールを送信する
- メールを暗号化する
- コマンドを実行し,その結果をメールで送信する
- SSHによるポートフォワーディング接続
- 対話的にscpコマンドを実行する
- アプリケーションのバージョンを管理する
- MTUを調べる
6章 実用シェルスクリプト〜管理者編
- [通信・管理者]
- ユーザのデフォルトシェルを設定する
- ユーザのパスワードを生成する
- ユーザ登録を自動で行う
- 連番のユーザを自動作成する
- OpenSSHの認証用公開鍵を登録する
- クォータの監視
- [メンテナンス]
- ファイルのスナップショットを作成する
- 一定量に達したファイルをgzipで圧縮する
- 一定量に達したディレクトリをtarとgzでまとめる
- ネットワークバックアップを行う
- rsyncコマンドでホスト間のファイルを同期する
- コマンド実行時にバックアップを取る
- [定期的に行う作業]
- ディスク容量がしきい値を超えていないかを監視する
- 所有者のいないファイルを探す
- プロセスを監視する
- pingコマンドでホストを監視する
- pingコマンドの結果をログファイルに収集する
- ポートの状況を調べる
- ネットワークの負荷状況を監視する
- ネットワーク上のホストリストを作成する
- コネクション数を監視する
- [サーバ管理]
- Webサーバログを集計する
- Sambaに新しい共有を追加する
- プリンターキューの監視
- メールサーバログを集計する
- [システム管理]
- 新しいメールエイリアスを追加する
- CPUの負荷状況を調べる
- chkrootkitをダウンロードして自動実行する
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