ためしてわかるセマンティックWeb
〜次世代型データ活用術〜

[表紙]ためしてわかるセマンティックWeb 〜次世代型データ活用術〜

紙版発売

B5変形判/256ページ

定価2,838円(本体2,580円+税10%)

ISBN 978-4-7741-3242-6

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この本の概要

情報データのシステム化が進むとともに,そのデータの量も膨大になってきています。

本書ではその解決策として期待されているセマンティックWebについてわかりやすく解説します。セマンティックWebはデータに意味を持たせることにより,効率よくデータ検索を可能にする技術です。セマンティックWebの前提となるHTMLやXML,Unicode,さらにセマンティックWebを実現するための技術であるRDFやOWLについて詳説し,実際にその利点を試してもらえるように仮想システム実装のソースコードやRDFを用意しています。

データの量にうんざりして頭を抱えている方に一押しです。

こんな方におすすめ

  • 大量のデータを扱うシステムの開発者
  • データベース技術者

著者の一言

近年,「セマンティックWeb」という言葉をIT業界のさまざまな場所で耳にすることが増えてきました。事実,セマンティックWebに関する書籍も出版され,セマンティックWebでシステムを構築した事例も出始めています。セマンティックWebは研究分野の技術からビジネスに適用できる実用化段階に移行してきたと言えます。しかし,いざ,セマンティックWebでシステムを構築しようとしても,どのようなソフトウェアを使って,どのような手順で構築していくのかを説明している書籍はほとんどないのが実態です。

そこで,本書では,タイトル名のとおり,「ためしてわかる」セマンティックWebを目指しています。実際にセマンティックWebで仮想的なシステムを構築し,セマンティックWebの仕組みを,目で見ながら理解できる構成になっています。

また,サンプルアプリケーションのソースコードも公開しているので,ソースを自由に変更して,独自のセマンティックWebのシステムを作ることも可能です。

本書が,みなさんのセマンティックWebへの興味を持つきっかけとなり,セマンティックWebを利用したシステム構築の助けとなればと思います。

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膨大な情報を有効活用するために
情報データのシステム化が進むとともに,そのデータの量も膨大になってきています。本書ではその解決策として期待されているセマンティックWebについてわかりやすく解説します。

著者プロフィール

伊藤健太郎(いとうけんたろう)

日本IBMに入社後,SEとして流通/製造業などのITシステム開発プロジェクトに参画。

現在は,主にWebアプリケーションのアーキテクチャ設計や標準化支援に従事している。他に,機械学習や画像認識なども得意分野。休日は,手を動かして「ものづくり」に励んでいることが多い。


佐藤勇紀(さとうゆうき)

日本IBMに入社後,主に製造業のプロジェクトに参画し,システムアーキテクチャ設計や標準化に携わる。興味のある分野は,開発プロセスや,設計/開発作業の支援ツール開発など。また,最近はOSや計算機のアーキテクチャといった基盤分野や,統計学などの数学分野のスキルを身に付けるべく奮闘中。


濱崎俊(はまざきすぐる)

日本IBMシステムズ・エンジニアリング入社後,グリッド・コンピューティングを中心に,J2EE,ポータル,Web認証など,Webシステム関連のプロジェクトに参画し技術支援を実施する。

OS,ミドルウェアの基盤構築から,アプリケーション開発まで広くこなすが,仕事を断われないのが悩み。現在の関心事は,オントロジーを使ったモデル駆動開発や,Webマイニングなど。休日の日課は,愛機MacBook をかかえての無線スポットめぐり。