平成20年度 【春期】ソフトウェア開発技術者 パーフェクトラーニング過去問題集
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お詫びと訂正(正誤表)
本書の掲載内容に下記の誤りがございました。読者の皆様,および関係者の方々にご迷惑をおかけしましたことをお詫び申し上げます。
P.21 問5 アの図
誤 | |
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正 |
P.29 問18
解説に誤りがありました。下記解説が正しいものとなります。
CPUクロックとCPI
CPUクロック周期とCPIの関係からコンピュータの性能を求める問題です。
CPUはクロックと呼ばれる信号によって動作し、1命令を実行するために平均的にどれだけのクロック周期が必要なのかを示すのがCPIです。
たとえば、1クロック周期が1秒でCPIが10のCPUでは、1つの命令を実行するために10秒かかります。また、クロック周期が10秒でCPIが1のCPUでもやはり10秒間で1つの命令しか実行できません。
コンピュータAとBの処理能力を比較すると、次のようになります。
- 1命令を実行するためには、
- コンピュータA:1ナノ秒×4=4ナノ秒
- コンピュータB:4ナノ秒×0.5=2ナノ秒
かかります。
このことから、コンピュータBはコンピュータAの2倍の性能をもっていることがわかります。したがって、同じプログラムを実行したとき、コンピュータAはコンピュータBよりも2倍の処理時間がかかります。