LLフレームワークBOOKSシリーズFast CakePHP
2008年1月9日紙版発売
秋田真宏 著
A5判/160ページ
定価2,068円(本体1,880円+税10%)
ISBN 978-4-7741-3341-6
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書籍の概要
この本の概要
LLフレームワークBOOKS第4弾。本書は,PHPの快速フレームワーク「CakePHP」にフォーカスした入門解説書です。CakePHPは, Ruby on Railsの影響を多大に受けているオープンソースのフレームワークで,PHPでWebアプリケーションを高速開発するための選択肢として,多くのWeb 開発者から注目を集めています。
執筆は,gihyo.jpの人気コンテンツ「CakePHPで高速Webアプリ開発」でおなじみの秋田氏が担当。多くの PHP開発者にお勧めしたい1冊です。
こんな方におすすめ
- これからPHPを学びたい方
- 迅速なWebアプリケーション開発をしたい方
- Webで楽しいものを作りたい方
本書のサンプル
本書の一部ページを,PDFで確認することができます。
- サンプルPDFファイル(177KB)
本書の紙面イメージは次のとおりです。画像をクリックすることで拡大して確認することができます。
目次
Chapter 1 CakePHPってなに?
- 1-1 CakePHPとは
- 1-2 CakePHPを使いたくなる5つの特徴
- 習得までの時間が短い
- 外部ライブラリが不要
- PHP 4と5の両方で動作する
- 病みつきになるActiveRecordパターンのO/Rマッパ
- ビュー部分がピュアPHPである
- 1-3 CakePHPのフレームワークとしての機能
- MVCモデル
- Cool URI
- ActiveRecord
- モデルのバリデーション機能
- ビューで便利なヘルパー群
- ビューキャッシュ
- フィルタチェイン
- アクションチェイン
- ネイティブ関数の短縮表記
Chapter 2 CakePHPを使いこなすための基礎知識
- 2-1 PHPとは?
- Webサーバ上で実行される
- スクリプト言語なので手軽
- Webアプリケーションのためのスクリプト言語
- PHP自体がWebアプリケーションフレームワークとも
- PHPの構文の特徴
- 2-2 PHPプログラミングの基礎
- PHPの実行環境
- PHPの構文
- PHPの開始タグ「」
- 演算
- 変数
- 配列
- 定義済み変数
- 定数
- 定義済みの定数
- 制御構造
- if文
- while文
- do-while文
- for文
- foreach文
- switch文
- break
- ファイルを読み込んで実行する
- require
- include
- require_once
- include_once
- 関数定義
- クラスとオブジェクト
- デバッグに便利な「var_dump」関数
- 2-3 フレームワークを使うことについて
- グループ作業でのメリット
- 個人作業でのメリット
- よくある処理を短く書ける
- 毎回行う処理をフレームワークに任せられる
- コードの再利用性が高まる
- 2-4 MVCモデルとは
- Model
- View
- Controller
Chapter 3 CakePHPの開発環境を整える
- yumレポジトリを使ったインストール
- centosplusを有効にする
- アプリケーションを最新にする
- Apacheをインストールする
- MySQLをインストールする
- PHP 5をインストールする
- Apacheを起動する
- Apacheの動作を確認する
- Apacheを自動起動するように設定する
- MySQLを起動する
- MySQLを自動起動するように設定する
- PHPの動作を確認する
- XAMPP for Windowsとは
- XAMPPによる開発環境のインストール
- XAMPPのセットアップ
- Apacheのmod_rewriteを有効にする
- ApacheとMySQLの起動
- Apacheの動作を確認する
- PHPの動作を確認する
- CakePHPの入手
- パッケージの展開と設置
- CakePHPのインストール CentOS4/Linux編
- 404 Not Foundになる場合はRewriteBaseを設定する
- パーミッションの設定
- データベースの作成と特権の設定
- CakePHPのインストール Windows編
- データベースの作成と特権の設定
- データベースへの接続情報を設定する
Chapter 4 入門 CakePHP
- CakePHPの特徴のおさらい
- 習得までの時間が短い
- 外部ライブラリが不要
- PHP 4と5の両方で動作する
- 病みつきになるActiveRecordパターンのO/Rマッパ
- ビュー部分がピュアPHPである
- 標準でビューキャッシュ機能がある
- なぜCakePHPなのか
- CakePHPファイル配置の概要
- CakePHPフレームワークの処理の流れ
- モデルの概要
- モデルのAPI
- findAll
- find
- findBy[フィールド名]
- findCount
- generateList
- query
- save
- del
- アソシエーションのbefore after
- hasOne
- belongsTo
- hasMany
- hasAndBelongsToMany
- コントローラの概要
- コントローラの変数
- コントローラのAPI
- set
- redirect
- flash
- render
- コントローラ・アクションに対応するビュー
- レイアウト
- エレメント
- コンポーネント
- ヘルパーの概要
- ヘルパーの読み込み
- HTMLヘルパー
- link
- image
- input
- textarea
- checkbox
- radio
- hidden
- JavaScriptヘルパー
- escapeString
- object
- グローバル関数
- a
- h
- am
- 定数
- APP
- CONTROLLERS
- MODELS
- VIEWS
- TMP
- データバリデーション
- Scaffolding
- ビューのキャッシュ
- キャッシュの設定
- キャッシュのクリア
- ファイル名の規約
- モデルの規約
- コントローラの規約
- ビューの規約
Chapter 5 作ってみようCakePHPアプリケーション
- ToDo管理アプリケーションの仕様
- CakePHPを設置する
- ToDoデータベースの作成
- tasksテーブルの解説
- テーブル名は複数形
- プライマリキーはid
- タスク内容とステータス
- 作成日はcreated、更新日はmodified
- テストデータの挿入
- Taskモデルの作成
- Tasksコントローラの作成
- class定義
- 使用するモデルの定義
- アクションの定義
- indexアクション:タスク一覧を表示する
- addアクション:タスク追加を行う
- Tasksビューの作成
- form要素の開始タグ
- input要素
- submitボタン
- タスク一覧の表示
- タスク一覧と追加の動作を確認する
- タスクの編集機能を追加する
- Tasksコントローラの修正
- indexビューの修正
- editビューの作成
- 修正内容の解説:コントローラ編
- indexアクション:ステータスを指定してタスクを取得する
- doneアクション:タスクを完了する
- editアクション:編集画面の表示と編集内容の保存を行う
- delアクション:タスクを削除する
- 修正内容の解説:ビュー編
- indexビュー:完了と未完了を分け、各機能へのリンクを設置
- editビュー:タスク内容の修正フォーム
- 修正したアプリケーションの動作を確認する
- タスクの追加をAjax化する
- 必要なJavaScriptライブラリの入手
- Tasksコントローラの修正
- indexビューの修正
- yet_tasks_tableエレメントとaddビューの作成
- 動作確認
- Ajaxヘルパーの解説について
Appendix CakePHPの情報源
- A-1 国内サイト
- A-2 海外サイト
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