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補足情報

P.102 3.1節「DNSサーバの冗長化」の参考情報

事象:メインマシンのDNSを停止した際に,バックアップ機に仮想IPでDNSに接続できない(タイムアウト)場合の対応について

DNSサーバのBINDは,起動時にNICに割り当てられている

IPアドレスごとにリクエストを待ち受ける実装になっています。

そのため,BINDの稼働中に動的にIPアドレス割り当てられても,新しいIPアドレス宛のDNSリクエストに応答できないため,フェイルオーバ時にはBINDを再起動する必要があります。

Keepalivedは,フェイルオーバしたときに任意のコマンドを実行できるようになっているため,keepalived.confのvrrp_instanceの中に,以下のような設定を追加することで対応可能です。

notify_master "/etc/init.d/named restart"

お詫びと訂正(正誤表)

本書掲載の記述に誤りがありました。ここに訂正し,深くお詫び申し上げます。

(2012年5月8日更新)

p.61 13行目(第4刷以降,修正済み)

BalacnerMemberディレクティブ
BalancerMemberディレクティブ

p.106 リスト3.1.2 1行目~2行目(第9刷以降,修正済み)

#/bin/sh
while true do
#!/bin/sh
while true; do

p.113 3行目(第6刷以降,修正済み)

drdbadm
drbdadm

p.183 4行目(第4刷以降,修正済み)

kmbmemfree
kbmemfree

p.189 3行目(第4刷以降,修正済み)

それがによって
それがによって

p.201 リスト4.2.1 6行目(の一部)(第7刷以降,修正済み)

usage: %0
usage: $0

p.245 (本文)下から10行目(第6刷以降,修正済み)

gmetrix
gmetric

p.259 下から1行目(第6刷以降,修正済み)

59:106:108
59.106.108

p.324 図6.2.3 バックエンドサーバ「PS/WS」の役割について(第7刷以降,修正済み)

補足

「PS/WS」は「Permanent Share/Web Share」の略で,PSはNFS経由,WSはHTTP経由で共有ファイルにアクセスできることに由来した名称です。「PS/WS」とは「NFSサーバにWebサーバを載せたサーバ」を意味しています。サーバ構成上は,PSとWSは同じサーバを指していますが,たとえば,アプリケーション開発者と仕様について話をするときなどは,

  • PSからファイルを読み込みます -> NFS経由
  • WSからファイルを読み込みます -> HTTP経由

という具合に使い分けることがあります。