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補足情報
P.140~141
本書は、プログラミングの概念がまったくない人を前提に書いたものです。
この場合、数を「1、2、3、4、5、……」のように数えた方が理解しやすいのではないかと思い、「串団子の本数が1本から5本の間」や「団子が1個から3個の間」のような書き方にしました。
P.133も同様です。同じ処理を10回繰り返す場合は「カウンタを1にして、そのカウンタが10になるまで」というように説明しています。
しかし、P.135のコラムにも書いてあるように、プログラミングの世界では数を「0」から数えるのが基本です。
この場合は「串団子の本数が0本から4本の間」や「団子が0個から2個の間」という説明になります。
カウンタの初期値を「0」にするか「1」にするかの違いであり、どちらも間違いではありません。
本書では「数を1から数える」という決まりで書いたため、P.140のような書き方になりました。
実際にプログラムを書くときは、繰り返す回数に注意してください。
たとえば、C言語では同じ処理を10回繰り返すときに、
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のように書くのが一般的です。
日本語では「0~9の間」ではなく「0から10未満」となることを覚えておくとよいでしょう。