教える・学ぶ「C言語入門」
- 牛田啓太 著
- 定価
- 2,728円(本体2,480円+税10%)
- 発売日
- 2009.8.12[在庫なし]
- 判型
- B5変形
- 頁数
- 288ページ
- ISBN
- 978-4-7741-3941-8
サポート情報
概要
「楽しくプログラミングを学んでみませんか!」本書は15歳の高校生のために、学校の先生が試行錯誤しながら完成させたC言語の教科書です.授業中に出た生徒からの素朴な質問に応え洗練させてきました.これでIT産業の基盤技術であるC言語の概念を正しく学ぶことができます.理解した内容を確認するための問題を各章に完備、そして解答集は別冊になっています.理解を助けるかわいいイラストとわかりやすい文章で構成しました.高校・高専のサブテキストとしてお勧め! もちろん大人が読んでも楽しい本格的なC言語教科書です!
こんな方にオススメ
- 高校生
- 高専の学生
- C言語を再入門してみたい方など
目次
- 本書の使い方
1 コンピュータと情報処理
- 1.1 コンピュータは「すごい」のか
- 1.2 コンピュータを「使う」
- 1.3 コンピュータを調教する方法
- 1.4 コンピュータのことば
- 1.5 手続き型言語あれこれ
- 1.6 コンピュータのなかみ
- 1.7 コンピュータはこう動く
- 1.8 プログラムを書く・実行する
- 1.9 プログラムが動くまでの道のり
2 手続きの記述と流れ図
- 2.1 処理の手順を図で表す
- 2.2 判断と分岐(1)
- 2.3 判断と分岐(2)
- 2.4 繰り返し(1)
- 2.5 繰り返し(2)
- 2.6 繰り返し(3)
- 2.7 プログラムの流れ図(1)
- 2.8 プログラムの流れ図(2)
- 2.9 プログラムの流れ図(3)
- 2.10 簡単なアルゴリズム:4数の最大値
- 2.11 簡単なアルゴリズム:偶数の和
- 2.12 簡単なアルゴリズム:階級分け
- 2.13 トップダウンとボトムアップ
3 C言語プログラム入門
- 3.1 はじめてのC 言語プログラム
- 3.2 文字を出力させるプログラム
- 3.3 変数を使ってみる
- 3.4 式と演算(1)
- 3.5 式と演算(2)
- 3.6 入力:おうむ返しのプログラム
- 3.7 C言語プログラムの書き方の掟
4 流れの制御
- 4.1 条件分岐:if文(1)
- 4.2 条件分岐:if文(2)
- 4.3 条件分岐:if文(3)
- 4.4 前判定型繰り返し:whileループ
- 4.5 後判定型繰り返し:do
- 4.6 whileループとdo
- 4.7 代入演算子と増分・減分演算子
- 4.8 forループ(1)
- 4.9 forループ(2)
- 4.10 繰り返しを用いたプログラム(1)
- 4.11 繰り返しを用いたプログラム(2)
5 整数型と浮動小数点型
- 5.1 整数型と浮動小数点型(1)
- 5.2 整数型と浮動小数点型(2)
6 配列変数
- 6.1 配列変数.
- 6.2 配列変数.
- 6.3 配列を用いたプログラム:平均と偏差
- 6.4 配列を用いたプログラム:ヒストグラム
- 6.5 配列を用いたプログラム:参照テーブル
- 6.6 真偽と論理演算子
- 6.7 #defineと記号定数
- 6.8 2 次元配列
7 C言語によるアルゴリズム
- 7.1 線形探索アルゴリズム
- 7.2 二分探索アルゴリズム
- 7.3 整列アルゴリズム:選択ソート
- 7.4 整列アルゴリズム:挿入ソート
- 7.5 整列アルゴリズム:バブルソート
8 関数
- 8.1 関数とは
- 8.2 関数を使う
- 8.3 関数の定義(1)
- 8.4 関数の定義(2)
- 8.5 作成した関数を呼び出す
- 8.6 C言語と関数
- 8.7 値呼び出しと参照呼び出し
- 8.8 関数を用いたプログラム:組み合わせの数
- 8.9 関数に配列を渡す(1)
- 8.10 関数に配列を渡す(2)
- 8.11 変数の寿命と通用範囲
- 8.12 局所変数と広域変数
- 8.13 関数を用いたプログラム:売り上げの集計
- 8.14 static 記憶クラス
付録
- A 開発環境の作り方、プログラムの試し方
- B 標準入出力とリダイレクト
- C printf変換
- D 標準ライブラリ関数
- E C言語プログラムのコーディングスタイル
- 演習課題
- 資料
- 課題の解答と解説
プロフィール
牛田啓太
1977年、群馬県生まれ。2000年、東京大学工学部電子情報工学科卒業。2005年、東京大学大学院情報理工学系研究科電子情報学専攻博士課程修了。現在、群馬工業高等専門学校電子情報工学科助教。著書に『HTML 4.0 正攻法』(共著)など。博士(情報理工学)。