美術のじかんシリーズ和モヨウ 配色手帖
~オシャレな”和モヨウ”でもっと磨く配色レッスンBOOK

[表紙]和モヨウ 配色手帖~オシャレな”和モヨウ”でもっと磨く配色レッスンBOOK~

紙版発売

A5判/160ページ

定価1,848円(本体1,680円+税10%)

ISBN 978-4-7741-4387-3

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この本の概要

アンティーク着物など,ファッション感覚で着物を楽しむ女性も増え,おしゃれな和柄が目につくようになりました。

本書では,カラーコーディネートのプロとして,着物やファッションにも造詣の深い松本英恵さんが,現代的な感覚を取り入れた伝統文様,アンティーク風の少し懐かしい和柄,配色を提案してくれます。「桜」などのモチーフごとにJIS慣用色名・CMYK・RGB値を掲載。色名やモチーフの由来,和歌や童謡などを通して配色やモチーフのイメージが広がります。4名の女性イラストレーターが自由な発想で描いたステキな和柄を見ながら,さまざまな配色を楽しめる一冊です。

こんな方におすすめ

  • 着物や和装が好き,もしくは和の文様や配色に興味がある方
  • 和雑貨など,小物をハンドメイドするときの色見本が欲しい方

著者の一言

『和モヨウ配色手帖』の執筆について打診をいただいたとき,JIS慣用色名269色による和風の配色集を即座にイメージしました。明治・大正・昭和初期につくられた着物や帯には,JISの色見本にあるような色彩がみられるからです。JIS慣用色名(物体色の色名)は,1957年に工業製品の色の表示を統一することを目的に制定されたもので,伝統色だけでなく明治・大正・昭和初期の流行色も採用されています。

色彩や装飾やデザインなどに,誰もがそれとなく理解し認める「日本的なもの」があります。そこで今回は,JIS慣用色名にこだわり,「配色」「モチーフ」「様式」などを組み合わせて,本の構成をつくることから着手しました。4名のイラストレーターをはじめ,デザイン,制作,編集など,多くの方のお力をお借りして,152点の現代の和モヨウを制作しました。素材感のあるイラストをご覧になりながら,色やモチーフの由来を知り,配色を楽しんでいただけたらと思います。

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「配色」といわれて,ピンとくる方はデザイン畑の方ですね。でも,デザイナーさん,イラストレーターさんのようなプロも,必ずしも「色彩学」や「カラーコーディネート」というような色の勉強をしているとは限りません。

本書のサンプル

本書の紙面イメージは次のとおりです。画像をクリックすることで拡大して確認することができます。

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著者プロフィール

松本英恵(まつもとはなえ)

ファッション,ビューティ ,アート,デザイン,ライフスタイルのナビゲーターとして活動中。執筆,企画監修,講演のほか,ブランドコンサルティング,カラーディレクションなどに取り組んでいる。

2005年より,総合情報サイトAll About「カラーコーディネート」ガイドとして活動中。