一発OKが出る企画書・報告書! Excel ピボットテーブル活用術
2010年10月22日紙版発売
不二桜 著
B5変形判/368ページ
定価2,728円(本体2,480円+税10%)
ISBN 978-4-7741-4427-6
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書籍の概要
この本の概要
Excel 2010/2007をメインに,ピボットテーブルで集計や分析を行う際のノウハウをぎっしり詰め込んだ1冊。主要な操作はExcel 2003/2002でも解説しているので,各バージョンで利用可能です。ピボットテーブルの基本操作はもちろん,日付や時系列などのグループ化のテクニックや,分析に必要な集計表の作成テクニック,ピボットグラフの活用法まで,具体的な例題で詳しく説明しています。
こんな方におすすめ
- Excelのピボットテーブルをマスターしたい人
- Excelでデータの集計や分析を行いたい人
- Excelの集計表を仕事で活用したい人
目次
第1章 ピボットテーブルの概念と基礎知識
1-1 ピボットテーブルでできる集計/分析とは?
- 1 ピボットテーブルとは?
- 2 ピボットテーブルの特長
- 【1】ドラッグ操作で集計表の行列見出しと集計値があっという間に完成!
- 【2】ドラッグ操作で違う項目の集計表に大変身!
- 【3】大きな集計表を手軽に必要な条件で絞り込み集計できる!
- 【4】項目の入れ替え絞り込みが自在の,ピボットグラフが作成可能!
- 【5】大量のデータを簡単にグループ化し,データ分析が容易に行える!
1-2 ピボットテーブルを活用する前に知っておきたい知識
- 1 使う表はルールを守って作成する
- 【ルール1】表の1行目に見出しを付けて,セルは結合しない
- 【ルール2】リストに空白のセル,行,列,小計を入れない
- 《COLUMN》どうしても空白の見出しができてしまう場合
- 【ルール3】「表記のゆれ」はなくしておく
- 2 ピボットテーブルの作成方法
- ピボットテーブルの画面構成を知る
- ピボットテーブルを作成してみよう!
- 《COLUMN》Excel 2010/2007でピボットテーブル上に直接ドラッグして配置するには?
- 《COLUMN》[ピボットテーブルのフィールドリスト]ウィンドウ
- 《COLUMN》Accessのデータをもとにピボットテーブルを作成するには?
- 《COLUMN》ウィザードでレイアウトするには?
1-3 作成したピボットテーブルの基本的な操作
- 1 ピボットテーブルが不要になったら?
- ピボットテーブル全体を削除する
- ピボットテーブルに配置した項目をすべて削除する
- ピボットテーブルに配置した項目を一部削除する
- 2 元データを修正/追加したら?
- 元データを修正したら[更新]する
- 元データを追加したら[更新]する
- 《COLUMN》項目を列の途中に追加したり,最終列を削除したら更新が必要
- 3 数値や項目名を読みやすくしたいと思ったら?
- 表示形式を付ける
- 空白を埋める
- 4 レイアウトを用途に合わせて変更するには?
- 《COLUMN》Excel 2010の新機能
- ラベル名をわかりやすく変更する
- 小計や総計を思いのままに付けたり外したりする
- データがないアイテムもすべて表示する
- 5 集計方法を変更するには?
第2章 グループ集計と動向分析
2-1 グループ化したデータを集計/分析しよう
- 1 データをグループ化すると何ができる?
- 2 項目をグループ化して集計/分析しよう
- 項目をグループ化して項目別の集計表を作成する
- 複数の集計方法で表示する【応用テク】
- 多項目で集計表を作る
- 《COLUMN》必要な項目だけ表示させるには?
- 《COLUMN》展開ボタンと折りたたみボタン
- 多項目集計表で一番内側の小計も表示させる【応用テク】
- クロス集計表を作る
- 3 任意にグループ化して集計表を作成しよう
- 商品を任意にグループ化した集計表を作成する
- 《COLUMN》グループ化の解除と再グループ化はドラッグ操作でOK
2-2 売上を分析してみよう
- 1 並べ替えてデータの傾向を見やすくしよう
- 売れ筋商品がわかるように集計表を並べ替える
- 《COLUMN》任意の場所に移動するには?
- 特定の順番で並べ替えて分析しやすくするには?
- 2 データをグラフ化して視覚的に分析しよう
- ピボットグラフの画面構成を知る
- ピボットグラフを作成して売上を分析する
- 《COLUMN》別のシートにピボットグラフを作るには?
- 《COLUMN》ピボットテーブルとピボットグラフを同時に作成したいときは?
- グラフの移動やサイズ変更を行う
- グラフの各要素の書式を変更する
- 3 ピボットグラフを有効に使って分析しよう
- 特定の項目だけのグラフにする
- 《COLUMN》新機能「スライサー」でさまざまな項目で手早くグラフを絞り込む!
- 別の項目でグラフ化する
- 4 日付をグループ化して集計/分析しよう
- 年月をグループ化して集計表を作成する
- 《COLUMN》フィルターボタンで項目の表示/非表示を切り替える
- 年度の始まりを4月としてグループ化する
- 上半期を4月~9月,下半期を10月~3月としてグループ化する
- 四半期の始まりを4月としてグループ化する
- 半月(15日)ごとにグループ化する
- 週ごとにグループ化する
- 年月をグループ化してクロス集計表にする
2-3 時系列データを分析してみよう
- 1 季節変動を除いて売上分析しよう
- 2 時系列データから将来の売上を予測しよう
2-4 数値をグループ化して集計/分析しよう
- 1 単価をグループ化して集計表を作成しよう
- 2 年代別にグループ化して集計表を作成しよう
- 3 階層別の個数の分布状況を分析してみよう
第3章 条件付きの集計と分析
3-1 条件付き集計で特定のデータを集計/分析しよう
- 1 「スライサー」とフィルターボタンを用途に合わせて使い分ける
- 2 スライサーを使って条件で絞り込み集計する
- 複数の条件で集計表を一発絞り込み集計する
- 《COLUMN》スライサーを非表示にする
- 《COLUMN》スライサーの条件を解除して元の状態に戻すには?
- 集計表にない条件で絞り込み集計する
- 《COLUMN》スライサーの書式を変更する
- 3 フィルターボタンを使って条件で絞り込み集計する
- 行見出しや列見出しに条件を付けて絞り込み集計する
- 《COLUMN》フィルターを解除するには?
- 《COLUMN》条件を指定してからピボットテーブルを作成する
- 《COLUMN》こんなときは「スライサー」を使おう!
- 行見出しや列見出しに細かい条件を付けて集計表を作成する
- 表全体に条件を付けて絞り込み集計表を作成する
- 表全体をグループ化した項目を条件に絞り込む
- 《COLUMN》「スライサー」でグループ化した項目を条件にするには?
- 条件別の集計表を作成する
3-2 絞り込んだデータを分析してみよう
- 1 条件付きで絞り込んだデータから複数のピボットグラフを作る
- 《COLUMN》書式が違う複数のピボットグラフを作成するには?
第4章 比率の表示や項目の追加で分析視点を増やす
4-1 比率を表示して傾向を分析しよう
- 1 行の総計や列の総計を100%として比率を求める
- 2 多項目集計表で親行または親列の値を100%として比率を求める
- 担当者別分類別の月別構成比を表示する
- 店舗別分類別の月別構成比を表示する
- 3 特定の項目の値を100%として比率を求める
- 《COLUMN》合計と構成比や増減率を両方表示するには?
- 4 ファンチャートで売上の伸びや落ち込みを分析する
4-2 項目を追加して新たな分析結果を得よう
- 1 項目の追加で分析視点を増やす
- 2 集計に必要な項目を追加する
- アイテムを平均した集計項目を追加する
- アイテムをグループ化した集計項目を追加する
- 《COLUMN》集計アイテムの移動
- 《COLUMN》集計アイテムの削除や変更
- 集計値に計算式を組み込んだ項目を追加する
- 値のランキングの項目を追加する
4-3 比率を追加して分析しよう
- 1 前年同月比を追加して季節変動を除いた分析を行う
- 《COLUMN》前年のデータに0がある場合
- 《COLUMN》各月の前月比の項目を追加する
- 4月から3月を1年度分として前年同月比を求めるには?【応用テク】
- 2 予算の達成率を追加して予実の確認を行う
- 3 構成比を追加してABC分析を行う
- 【ステップ1】商品別売上表に構成比と構成比累計を追加する
- 【ステップ2】売上構成比を降順に並べ替えて別シートにコピーする
- 【ステップ3】コピーした表から2軸上の折れ線と縦棒グラフを作成する
- 【ステップ4】グラフのデータ範囲を変更する
- 【ステップ5】グラフの各要素の書式を変更する
- 【ステップ6】補助線を引いてA,B,Cにランク分けする
4-4 累計を追加して分析しよう
- 1 ある時点までの合計を求める
- 2 Zチャートで季節変動を除いた分析を行う
- 【ステップ1】2年間の月別売上高,累計の表をピボットテーブルで作成する
- 【ステップ2】月名,2009年度と2010年度の売上高と売上累計,移動年計を項目にして表を作成する
- 【ステップ3】作成した表からZチャートを作成する
第5章 詳細データで問題点などの要因をつかむ
5-1 ドリルダウン分析を行おう
- 1 ドリルダウン分析とは?
- 2 ピンポイントでドリルダウン分析を行う
- 《COLUMN》ドリルダウン分析をやり直すには?
- 3 グラフでドリルダウン分析を行う
- 4 ドリルアップ分析を行う
5-2 ドリルスルー分析を行おう
- 1 明細データをもとにフィルターを利用して分析を行う
- 《COLUMN》Excel 2003で表をリストに変換する
- 2 明細データをもとにドリルダウン分析する
第6章 プラスワンで覚えておきたいテクニック
6-1 ピボットテーブル全体のスタイルを工夫しよう
- 1 ピボットテーブルスタイルで表を見やすくしよう
- オートフォーマットのスタイルを初期状態に戻す
- オートフォーマットのスタイルを削除する
- 独自の書式をオートフォーマットに登録する
- 2 独自の書式を設定して表を希望のスタイルにしよう
- 書式を設定する前にしておく準備
- 「値」エリアに書式を設定する
- 「行ラベル」「列ラベル」エリアに書式を設定する
- 特定の部分に書式を設定する
- 《COLUMN》セルを結合して中央揃えにするには?
6-2 集計値を強調してデータを見やすくしよう
- 1 条件付き書式を利用しよう
- 2 特定の集計値を強調しよう
- 上位から指定の順位までの集計値を強調する
- 設定した条件付き書式を削除するには?
- 《COLUMN》[新しい書式ルール]で色を付ける
- 複数列を対象にトップ3に色を付けるには?
- 指定の値を条件に集計値を強調する
- 《COLUMN》複数列で列ごとに平均を上回る値に色を付けるには?
- 3 全体の集計値を強調する
- バーの長さで集計値を視覚化する
- 色の濃淡で集計値を視覚化する
- アイコンで集計値を視覚化する
6-3 複数シートの表からピボットテーブルを作成しよう
- 1 ウィザードを利用してピボットテーブルを作成する
- 《COLUMN》ウィザードをボタンで起動するには?
- 《COLUMN》統合機能とはどう違う?
- 2 日々の売上明細の全店舗ピボットテーブルを作成する【応用テク】
6-4 ピボットテーブルを体裁よく印刷しよう
- 1 複数ページの集計表を読みやすく印刷する
- 【ステップ1】印刷タイトルを設定し,年度ごとに改ページされるように設定する
- 【ステップ2】半年ごとに改ページされるように微調整する
- 【ステップ3】表がページの上下左右中央に配置されるように設定する
- 【ステップ4】すべてのページのヘッダーにタイトル,フッターにページ数が表示されるように設定する
- 《COLUMN》印刷イメージを確認しながらページ設定を行う
6-5 覚えておきたいトラブル対処法
- 1 うっかり元データを削除してしまったら?
- 2 元データが次々と増えてしまったら?
- 《COLUMN》Excel 2003ではリスト機能を使う
- 3 レイアウトの変更で参照先の集計値がおかしくなってしまったら?
- 4 アンケート結果がうまく集計できないときは?
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