情報処理技術者試験シリーズ平成26年度データベーススペシャリスト合格教本

[表紙]平成26年度データベーススペシャリスト合格教本

紙版発売

A5判/720ページ/CD1枚

定価3,630円(本体3,300円+税10%)

ISBN 978-4-7741-6089-4

ただいま弊社在庫はございません。

→学校・法人一括購入ご検討の皆様へ

書籍の概要

この本の概要

情報処理技術者試験の「データベーススペシャリスト試験」を受験される方を対象とした参考書。綿密な解説により,試験対策だけではなくデータベースに関する知識や理解を深めることができる内容になっています。各章末には過去問題を掲載しているので,逐次理解度を確認しながら学習を進めることができます。午後対策は「問題に慣れる」という視点から,午後Iと午後IIの過去問題を豊富に使い解説しているのが特徴。また,付録CD-ROMには,午前問題を学習できるソフトのほか,印刷して使える過去問題や解答用紙なども収録しています。

こんな方におすすめ

  • データベーススペシャリスト試験を受験する方
  • データベース関連の知識や技術の理解を深めたい方

目次

受験のてびき

学習の仕方と解法テクニック

  • 本書の特徴
  • 午前Ⅰ問題の学習の仕方
  • 午前Ⅱ問題の学習の仕方
  • 午後Ⅰ問題の学習の仕方
  • 午後Ⅱ問題の学習の仕方
  • 午後Ⅰ・Ⅱの基本的な解法テクニック

試験問題の出題内容

  • 1.午前
  • 2.午後Ⅰ
  • 3.午後Ⅱ

付属CD-ROMの使い方

第1章 データモデルと3層スキーマ構造

  • 1.1.データモデル
  • 1.2.ANSI/SPARC3層スキーマ構造
  • 章末問題

第2章 関係代数

  • 2.1.関係代数の種類・関連および和集合互換
  • 2.2.和集合演算
  • 2.3.差集合演算
  • 2.4.共通集合演算
  • 2.5.直積演算
  • 2.6.射影演算
  • 2.7.選択演算
  • 2.8.結合演算
  • 2.9.商演算
  • 章末問題

第3章 関数従属性と多値従属性

  • 3.1.関数従属性
  • 3.2.多値従属性
  • 章末問題

第4章 正規化

  • 4.1.正規化の概要
  • 4.2.第1正規形
  • 4.3.第2正規形
  • 4.4.第3正規形
  • 4.5.ボイスコッド正規形
  • 4.6.第4正規形
  • 4.7.更新時異状
  • 章末問題

第5章 データベース言語SQL

  • 5.1.SQLの基礎
  • 5.2.探索条件で指定する述語
  • 5.3.結合検索
  • 5.4.集合関数とグループ化
  • 5.5.集合演算
  • 5.6.順序付け
  • 5.7.表中のデータの更新
  • 5.8.カーソルを用いたデータ操作
  • 5.9.動的SQL
  • 章末問題

第6章 整合性機能

  • 6.1.整合性機能とは
  • 6.2.NOT NULL制約(または非ナル値制約)[NOT NULL]
  • 6.3.一意性制約[UNIQUE]
  • 6.4.主キー制約(またはキー制約)[PRIMARY KEY]
  • 6.5.参照制約(または外部キー制約)[REFERENCES]
  • 6.6.参照制約での参照被トリガ動作
  • 6.7.表検査制約[CHECK]
  • 6.8.定義域制約(ドメイン制約)[DOMAIN]
  • 6.9.表明[ASSERTION]
  • 6.10.列の既定値
  • 6.11.トリガ
  • 6.12.その他の整合性機能関連用語
  • 章末問題

第7章 表定義,ビュー定義と権限

  • 7.1.スキーマと表と権限の関係
  • 7.2.表定義
  • 7.3.ビュー定義
  • 7.4.権限定義
  • 章末問題

第8章 トランザクション管理

  • 8.1.トランザクションとは
  • 8.2.トランザクションの指定
  • 8.3.ACID特性
  • 8.4.同時実行制御
  • 8.5.排他制御(ロック方式)
  • 8.6.隔離性水準
  • 章末問題

第9章 障害回復機能

  • 9.1.障害の種類
  • 9.2.前進復帰と後退復帰
  • 9.3.ロギング
  • 章末問題

第10章 インデックスとアクセス手順

  • 10.1.インデックス
  • 10.2.インデックスの効果と弊害
  • 10.3.クラスタインデックス
  • 10.4.探索条件と複数列インデックスのサーチ範囲
  • 10.5.アクセス手順
  • 章末問題

第11章 分散データベースシステム

  • 11.1.分散データベースシステムとは
  • 11.2.分散データベースシステムにおける透過性
  • 11.3.分散データベースでの表の結合方法
  • 11.4.2相コミットメントプロトコル
  • 11.5.データの分散配置
  • 章末問題

第12章 応用技術他

  • 12.1.レプリケーション
  • 12.2.OLAP:多次元分析
  • 12.3.データ発掘:データマイニング
  • 12.4.データウェアハウス
  • 12.5.メタデータ,データ辞書,リポジトリ
  • 12.6.ストアドプロシージャ
  • 12.7.オブジェクト指向データベース
  • 12.8.XML
  • 12.9.ベンチマーク
  • 12.10.Unicode
  • 章末問題

第13章 午後Ⅰの問題研究

  • 13.1.午後Ⅰの出題傾向
  • 13.2.データベース基礎理論
  • 13.3.データベース設計
  • 13.4.SQL
  • 13.5.排他制御
  • 13.6.索引設計
  • 13.7.データベース運用設計

第14章 午後Ⅱの問題研究

  • 14.1.午後Ⅱの出題傾向
  • 14.2.概念データモデルと関係スキーマ
  • 14.3.データベース設計とメタデータ管理
  • 14.4.概念データモデル設

平成25年度 春期データベーススペシャリスト試験問題

  • 午前Ⅰ問題
  • 午前Ⅱ問題
  • 午後Ⅰ問題
  • 午後Ⅱ問題
  • 解答解説

著者プロフィール

山平耕作(やまひらこうさく)

株式会社日立製作所 ソフトウェア事業部 DB設計部 主任技師。

九州工業大学工学研究科情報工学専攻修士課程修了。

日立製作所最初のRDBMSであるRDB1,およびその後継製品XDM/RDの開発などを経て,並列処理機能やオブジェクト指向機能も提供するノンストップデータベースサーバHiRDBの開発に従事。情報処理学会情報企画調査会 SC32/WG4(SQL/MM)小委員会幹事。JIS SQL原案作成委員会幹事。

著書