改訂新版VMwareの基本〜仮想化/クラウドのための設計・構築・運用のポイントがわかる

[表紙]改訂新版VMwareの基本〜仮想化/クラウドのための設計・構築・運用のポイントがわかる

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A5判/272ページ

定価2,728円(本体2,480円+税10%)

ISBN 978-4-7741-7592-8

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この本の概要

VMwareのいちばんやさしい入門書としてご好評いただいた『VMwareの基本』の改訂版です。
新バージョンであるVSphere 6.0に対応し,クラウドやネットワーク仮想化などの最新事情もカバー。
VMware社のエンジニアが,仮想化の基本から,適切に導入するために知っておきたいポイントと実践すべきことをわかりやすくていねいにまとめました。
VMwareユーザー必携の一冊です!

こんな方におすすめ

  • VMwareを利用するうえで気をつけるべきことをできるだけかんたんにおさえたい方
  • 仮想化技術を導入するにあたって,できること・VMwareの特徴を把握したい方
  • 社内クラウド,仮想化統合基盤の構築を検討する方

著者の一言

最近,「クラウド」という言葉をよく耳にするようになり,クラウドを実現するための必須機能である「仮想化」があたりまえのようになってきました。仮想化という言葉を聞けば,どういったもので,どのようなしくみで動いているものなのかをイメージできる方も多いのではないでしょうか。
しかし,周囲の人に仮想化を理解してもらうことにつまづいている方もいるかもしれません。また,具体的に設計に落とし込もうとしたとき,世の中の情報を探しても機能の説明があるだけで,それらを実際にどう活用して,設計にどのように落としこんでいけばよいかをイメージできなかったりしていませんか。
そこで本書では,我々が常日頃経験している「陥りやすいシーン」と合わせながら,仮想化を導入するためのステップを網羅しました。そのため,世の中の「仮想化」という言葉の周りには見えない,検討段階から導入・運用,そして仮想化の先の姿が皆様の状況にあわせてイメージできるようになっています。仮想化を導入するために何をすべきかをリアルに感じてもらうために,仮想化ソフトウェアメーカで実務に携わる我々の日々の豊富な経験をもとにポイントをまとめました。
現在,検討や導入のスタートラインに立っている方は,これからどうすればよいのかを明確にすることができると思いますし,すでに仮想化を導入されている方には,ただの仮想化をクラウドへ進化させるためにどうしたらよいかを考えることにもなりますし,今の環境を見直すよいきっかけになるはずです。
そういった皆様にとって,本書がお役に立てれば幸いです。

著者プロフィール

中島淳之介(なかじまじゅんのすけ)

ヴイエムウェア株式会社 テクニカルサービス統括本部 公共SE 部 シニアシステムズエンジニア。
大手サーバーメーカーのエンジニアとして,x86 サーバー及びストレージの販売を手掛けた後,仮想化,クラウドの将来性を確信し,2010 年にヴイエムウェア株式会社に入社。
プリセールスエンジニアとして,公共市場におけるサーバー・デスクトップおよびネットワーク仮想化の推進に従事。お客様への提案活動だけではなく,エバンジェリストとして執筆活動やさまざまな研究会,イベントにて仮想化,クラウドの重要性と必然性を紹介し,最新のトレンドやテクノロジーを広く知っていただくための活動を行っている。


小原光弥(おはらみつひろ)

ヴイエムウェア株式会社 テクニカルサービス統括本部 公共SE 部 シニアシステムズエンジニア。
運用管理ソフトウェアメーカーに入社後,製造業・金融業を中心にITIL(IT Infrastructure Library)を活用したIT 運用改善のコンサルティングと運用管理ソフトウェアの実装に従事。
2011 年にヴイエムウェア株式会社に入社後,プリセールスエンジニアとして,公共機関(中央省庁自治体・大学・医療機関)を対象に,サーバ仮想化・デスクトップ仮想化を利用したIT インフラ環境の最適化とワークスタイル変革を推進している。


豊原啓治(とよはらけいじ)

ヴイエムウェア株式会社 テクニカルサービス統括本部 公共SE 部 マネージャー。
10 年を超える外資系IT 企業のシステム管理者とプリセールスの経験から,IT インフラにとって仮想化,クラウドほど価値があるソリューションは無いと確信しヴイエムウェアに入社。刺激的なテクノロジーを積極的に取り入れた提案活動を心がけている。
ヘルスチェックやパフォーマンスチェックなど安定稼働にも取り組む。趣味はスノーボード・写真など。