例題で学ぶシリーズはじめての半導体

この本の概要

本書は,電子工学の基礎からダイオードとトランジスタの基本特性,トランジスタ回路の基本と基本的な設計法,半導体デバイスとして代表的な半導体センサを,例題や実験例を用いて優しく解説します。電子工学,トランジスタ,半導体センサを広く浅く学ぶことにより,半導体全般について理解を深めることができます。前半は例題を多く用い,後半は実際の実験例を用いて説明しています。特に,半導体デバイスについては,手元に実験装置があり実際に実験しているような感覚で学ぶことができます。

こんな方におすすめ

  • 工学系の大学生,高専の学生
  • その他再学習を希望する技術者

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著者プロフィール

臼田昭司(うすだしょうじ)

1975 年  北海道大学大学院工学研究科修了 工学博士
     東京芝浦電気( 株() 現・東芝)などで研究開発に従事
1994 年  大阪府立工業高等専門学校総合工学システム学科・専攻科 教授
2008 年  大阪府立工業高等専門学校地域連携テクノセター・産学交流室長,華東理工大学(上海)客
     員教授,山東大学(中国山東省)客員教授,ベトナム・ホーチミン工科大学客員教授
2013 年  大阪電気通信大学客員教授& 客員研究員,立命館大学理工学部兼任講師
現在に至る
専門:電気・電子工学,計測工学,実験・教育教材の開発と活用法
研究:リチウムイオン電池と蓄電システムの研究開発,リチウムイオンキャパシタの応用研究,企業との奨励研究や共同開発の推進など。平成25 年度「電気科学技術奨励賞」(リチウムイオン電池の製作研究に関する研究指導)受賞
主な著者:『読むだけで力がつく電気・電子再入門』(日刊工業新聞社 2004 年),『リチウムイオン電池回路設計入門』(日刊工業新聞社 2012 年),『はじめての電気工学』(森北出版社 2014 年),『はじめての電気回路』(技術評論社 2016 年)他多数