生命科学データ解析を支える情報技術
2019年2月9日紙版発売
2019年2月9日電子版発売
坊農秀雅 監修・著,山本泰智,粕川雄也,久保竜一,大石直哉 著
B5変形判/192ページ
定価2,838円(本体2,580円+税10%)
ISBN 978-4-297-10319-4
書籍の概要
この本の概要
遺伝子配列解読装置のハイスループット化にともない,膨大な量の生命科学データが生み出されています。このデータはオープンデータとして提供されており,利活用ははじまったばかりです。
この生命科学データを解析することによって,将来がんになりやすいかどうかはある程度予測可能になっています。たとえば2013年アンジェリーナ・ジョリーによる「乳がん予防のための乳房切除」が話題となったことは記憶に新しいでしょう。このように得られたDNA配列がどういった特徴を持っているかデータベースに登録されたデータと照合していち早く治療方針を決める時代がきています。
生命科学データ解析では,最新の技術が応用されていることはあまり知られていません。本書では,エンジニアに向けて生命科学データを扱う技術の面白さとバイオインフォマティクスのいまをやさしく解説します。
こんな方におすすめ
- バイオインフォマティクスに興味のあるエンジニア
この書籍に関連する記事があります!
- 注目を集める生命科学データ解析
- >生物が持つしくみを解き明かそうとして,人類は生物を観察し,それらをデータとして記述し続けてきました。