エックス線作業主任者 合格教本
- 奥田真史 著
- 定価
- 3,278円(本体2,980円+税10%)
- 発売日
- 2019.8.1[在庫なし]
- 判型
- A5
- 頁数
- 344ページ
- ISBN
- 978-4-297-10714-7 978-4-297-10830-4
概要
本書はエックス線作業主任者試験を受験する方を対象としています。
「普通に仕事をしている人や文系の人が、読んでいる途中で挫折しないような書籍」を目指して内容を構成しました。
本書ではイメージがつかみやすいように図や写真を多数掲載し、わかりやすく解説をしています。計算問題はさまざまな問題に対応できるように多めに例題を入れ、計算過程を丁寧に解説をしています。
また、理解を深めるために本文の要所要所に公開問題と解説を入れ、巻末には模擬試験と解説を収録しています。基礎から問題演習まで一冊で試験対策が可能です。
著者のサイト
こんな方にオススメ
- エックス線作業主任者試験を受験する方
目次
- エックス線作業主任者試験とは
- 学習のすすめ方
- 本書の使い方
1章 エックス線の生体に与える影響に関する知識
- 1-1 ヒトの急性放射線障害
- 1-2 マウスの急性放射線障害
- 1-3 組織の放射線感受性
- 1-4 細胞の放射線感受性
- 演習問題1-1
- 1-5 直接作用・間接作用
- 1-6 放射線の生物学的効果
- 1-7 放射線の影響
- 演習問題1-2
- 1-8 DNAの損傷・修復
- 1-9 確率的影響・確定的影響
- 1-10 身体的影響
- 1-11 遺伝的影響
- 演習問題1-3
- 1-12 眼への影響
- 1-13 皮膚への影響
- 1-14 血液への影響
- 1-15 胎児への影響
- 演習問題1-4
2章 関係法令
- 2-1 管理区域
- 2-2 放射線装置室
- 2-3 警報装置等・立入禁止
- 2-4 外部放射線の防護
- 演習問題2-1
- 2-5 エックス線装置構造規格
- 2-6 線量の測定
- 2-7 被ばく限度
- 2-8 線量の測定結果の確認等
- 演習問題2-2
- 2-9 緊急措置
- 2-10 エックス線作業主任者
- 2-11 作業環境測定
- 2-12 電離放射線健康診断
- 演習問題2-3
- 2-13 計画の届出
- 2-14 記録・報告
- 2-15 安全衛生管理体制
- 演習問題2-4
3章 エックス線の測定に関する知識
- 3-1 放射線の単位
- 3-2 線量の算定
- 3-3 放射線検出器・電離箱
- 3-4 比例計数管
- 3-5 GM計数管
- 3-6 気体電離検出器の印加電圧
- 演習問題3-1
- 3-7 シンチレーション検出器
- 3-8 半導体検出器
- 3-9 サーベイメータの時定数
- 3-10 サーベイメータのまとめ
- 演習問題3-2
- 3-11 熱ルミネセンス線量計
- 3-12 蛍光ガラス線量計
- 3-13 光刺激ルミネセンス線量計
- 3-14 フィルムバッジ
- 3-15 その他の個人被ばく線量計
- 3-16 放射線測定の用語等
- 演習問題3-3
- 3-17 統計誤差の計算
- 3-18 数え落しの計算
- 3-19 エックス線のエネルギーの計算
- 3-20 電離箱式サーベイメータの計算
- 演習問題3-4
4章 エックス線の管理に関する知識
- 4-1 エックス線装置の種類と原理
- 4-2 エックス線装置の構造
- 4-3 エックス線管の構造
- 4-4 エックス線装置を用いた作業方法
- 4-5 管理区域の設定における留意点
- 演習問題4-1
- 4-6 エックス線の基礎知識
- 4-7 エックス線の性質
- 4-8 連続エックス線の性質の変化
- 4-9 相互作用
- 演習問題4-2
- 4-10 単一エネルギーのエックス線の減弱
- 4-11 連続エックス線の減弱
- 4-12 再生係数
- 4-13 散乱線と空気カーマ率
- 演習問題4-3
- 4-14 半価層・1/10価層・最短波長の計算
- 4-15 遮へいによるエックス線防護の計算
- 4-16 距離・時間によるエックス線防護の計算
- 演習問題4-4
- 模擬問題
- 模擬問題 解答
- さくいん
プロフィール
奥田真史
資格合格実践会 代表
明治大学政治経済学部卒業後、三菱化学株式会社坂出事業所での勤務を経て、平成21年に資格合格実践会を設立し代表に就任。
化学事業所では蛍光エックス線分析装置、回折エックス線装置などを用いて品質保証業務を実施する傍ら各種資格を取得。
所有資格は、エックス線作業主任者、第一種衛生管理者、衛生工学衛生管理者、危険物取扱者甲種など。
エックス線作業主任者の講習会・通信講座を開催し、講師歴10年目に突入。
“より分かりやすく”をモットーに、多数の合格者を輩出。